管理栄養士の過去問
第34回
午前の部 問9
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問題
第34回 管理栄養士国家試験 午前の部 問9 (訂正依頼・報告はこちら)
「持続可能な開発目標(SDGs)」に先立ち、地球規模の環境問題に対する行動原則として、「持続可能な開発」を示した文書である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- モントリオール議定書
- 京都議定書
- リオ宣言
- バーゼル条約
- ワシントン条約
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この過去問の解説 (3件)
01
1.(誤)
モントリオール議定書は、オゾン層を破壊する物質に関する議定書です。
2.(誤)
京都議定書は、気候変動枠組条約に関する議定書です。
3.(正)
リオ宣言は、持続可能な開発を示した宣言です。
4.(誤)
バーゼル条約は、有害廃棄物の国境を越える移動及びその処分の規制に関する条約です。
5.(誤)
ワシントン条約は、絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約です。
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02
1:誤
モントリオール議定書は、オゾン層を破壊するおそれのある物質の
生産消費および貿易を規制することをねらいとして、
1987年に採択されました。
事務局はナイロビの国連環境計画(UNEP)に置かれています。
2:誤
京都議定書は気候変動への国際的な取り組みを定めた条約で、
1997年に採択されました。
先進国に対して2008年から2012年までの5年間のあいだに、
温室効果ガスの5%削減を目標として掲げています。
3:正
リオ宣言は、環境と開発に関する国際連合会議(UNCED)で合意され、
1992年にリオデジャネイロで宣言されました。
地球規模で環境と開発を調整する持続可能な開発の概念が示されています。
リオ宣言を実践するため、「アジェンダ21」(具体的な行動計画)が
策定されています。
4:誤
バーゼル条約は、有害廃棄物の国境を超える移動などの規制について
国際的な枠組みと手続き等が定められています。
1989年にスイスのバーゼルで採択されました。
5:誤
ワシントン条約は「絶滅のおそれのある野生動植物の種の
国際取引に関する条約」が正式名称です。
頭文字をとって「CITES(サイテス)」とも言われています。
1973年にアメリカのワシントンで採択されました。
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03
モントリオール議定書は、オゾン層を破壊する原因物質の生産・消費の段階的な消滅について具体的な案が盛り込まれた取り決めです。
2:×
京都議定書は、先進国の温室効果ガスの排出量削減目標を取り決めたものです。
3:〇
リオ宣言は、「持続可能な開発目標(SDGs)」に先立ち、地球規模の環境問題に対する行動原則として、「持続可能な開発」を示した文書です。
4:×
バーゼル条約は、国際的に有害廃棄物の移動と処分を適正に管理する取り決めを定めたものです。
5:×
ワシントン条約は、国際的な生物多様性保全に関する取り組みを定めたものです。
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