管理栄養士の過去問
第34回
午前の部 問23
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問題
第34回 管理栄養士国家試験 午前の部 問23 (訂正依頼・報告はこちら)
サルコペニアに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 加齢による場合は、二次性サルコペニアという。
- サルコペニアは、内臓脂肪量で評価する。
- 筋肉量は、増加する。
- 握力は、増大する。
- 歩行速度は、遅くなる。
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この過去問の解説 (3件)
01
サルコペニアとは、加齢や疾患等により筋肉量が減少して
筋力や身体機能の低下がみられる状態のことをいいます。
加齢に伴って起きるのが「原発性サルコペニア」、
疾患や栄養状態によるものが「二次性サルコペニア」です。
1:誤
加齢による場合は原発性サルコペニアといいます。
2:誤
四肢骨格筋量、身体機能(歩行速度)、筋力(握力)で評価します。
生活習慣によって体格の違いがあるため、日本人の場合は
BMI値と下腿囲も診断に用います。
3:誤
筋肉量は減少します。
4:誤
握力は低下します。
5:正
歩行速度は遅くなります。
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02
二次性サルコペニアとは、臓器疾患や活動性の低下、栄養障害によるサルコペニアのことをいいます。
2:×
サルコペニアは、身体能力(歩行速度など)の低下、筋力(握力など)の低下で総合的に評価します。
3:×
サルコペニアの場合、筋肉量は減少します。
4:×
サルコペニアの場合、握力は減少します。
5:〇
サルコペニアの場合、身体機能の低下に伴い歩行速度は遅くなります。
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03
1.(誤)
加齢による場合は、原発性(一次性)サルコペニアといいます。
活動、栄養および疾患に伴って生じるものを二次性サルコペニアといいます。
2.(誤)
サルコペニアは、四肢筋量、筋力(握力)および身体機能(歩行速度)で評価します。
3.(誤)
筋肉量は、減少します。
4.(誤)
握力は、低下します。
5.(正)
歩行速度は、遅くなります。
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