管理栄養士の過去問
第34回
午前の部 問53
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問題
第34回 管理栄養士国家試験 午前の部 問53 (訂正依頼・報告はこちら)
食品衛生法に関する記述である。正しいのはどれか。1つ選べ。
- 食品衛生とは、食品、医薬部外品、器具および容器包装を対象とする飲食に関する衛生をいう。
- 天然香料とは、動植物から得られた物又はその混合物で、食品の着香の目的で使用される添加物をいう。
- 農林水産大臣は、販売の用に供する食品の製造や保存の方法につき基準を定めることができる。
- 乳製品の製造又は加工を行う営業者は、その施設ごとに食品衛生監視員を置かなければならない。
- 食中毒患者を診断した医師は、直ちに最寄りの検疫所長にその旨を届け出なければならない。
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この過去問の解説 (3件)
01
2.正解です。食品衛生法第4条に記載があります。
3.問題文のように基準を定めることができるのは、農林水産大臣ではなく厚生労働大臣です。食品衛生法第13条に記載があります。
4.問題文のように施設ごとに置かなければならないのは食品衛生監視員ではなく食品衛生管理者です。食品衛生法第48条に記載があります。
5.問題文のように食中毒患者を診断した場合には、検疫所長ではなく最寄りの保健所長に届け出なければなりません。食品衛生法第58条に記載があります。
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02
1.(誤)
食品衛生法において、医薬部外品は対象となっていません。
2.(正)
食品衛生法において、天然香料とは、動植物から得られた物又はその混合物で、食品の着香の目的で使用される添加物を指します。
3.(誤)
販売の用に供する食品の製造や保存の方法につき基準を定めることができるのは、厚生労働大臣です。
4.(誤)
乳製品の製造又は加工を行う営業者が、その施設ごとに置かなければならないのは、食品衛生管理者です。
5.(誤)
食中毒患者を診断した医師が、直ちにその旨を届け出なければならないのは、最寄りの保健所長です。
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03
1:誤
食品衛生法第4条には、「この法律で食品衛生とは、食品、添加物、
器具及び容器包装を対象とする飲食に関する衛生をいう」と示されています。
2:正
食品添加物は、保存料、甘味料、着色料、香料など食品の製造過程または
食品の加工・保存の目的で使用されるものと示されており、
指定添加物、既存添加物、天然香料、一般飲食物添加物に分類されます。
天然香料は動植物から得られる天然の物質で、食品に香りを付ける目的で
使用されるものとされています。
3:誤
厚生労働大臣は、販売の用に供する食品の製造や保存の方法につき
基準を定めることができます。
4:誤
食品衛生法第48条によると、全粉乳、加糖粉乳、調製粉乳、食肉製品、
魚肉ハム、魚肉ソーセージ、放射線照射食品、食用油脂、マーガリン、
ショートニング、添加物の製造又は加工を行う施設には、その施設ごとに
専任の食品衛生管理者を置かなければならないとされています。
5:誤
食中毒患者を診断した場合には、24時間以内に最寄りの保健所長に
届けなければなりません。
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