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管理栄養士の過去問 第34回 午後の部 問184

問題

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Kクリニックに勤務する管理栄養士である。外来患者の栄養食事指導を行っている。
 患者は、41歳、男性。今朝から右第一中足趾節関節に激痛を伴う発赤、腫脹を認め来院。
 BMI 25.8 kg/m2、腹囲92 cm、血圧120/76 mmHg。空腹時血液検査値は、血糖112 mg/dL、HbA1c 6.0%、尿酸8.5 mg/dL、CRP 5.6 mg/dL。ビールが好きで、ほぼ毎日欠かさずに飲んでいる。20歳時と比較して、10 kg程度体重が増加していた。減量と節酒することを目標に具体的な食事計画を提示した。

栄養食事指導中に、普段の食事内容を聞き取った。よく食べていた食品である。
控えるべき食品の助言として、最も適切なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
目玉焼き
   2 .
さつま揚げ
   3 .
ボンレスハム
   4 .
鶏レバーの焼き鳥
( 第34回 管理栄養士国家試験 午後の部 問184 )
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この過去問の解説 (3件)

10
正解は 4 です

1:誤
目玉焼きは特に控えるべき食品ではありません。

2:誤
さつま揚げは特に控えるべき食品ではありません。

3:誤
ボンレスハムは特に控えるべき食品ではありません。

4:正
高尿酸血症では、アルコールとプリン体の制限を行います。
尿酸排泄量を増加させるために水分は充分に摂取し、
尿をアルカリ化させるために野菜・藻類も充分に摂取します。
プリン体は鶏のレバーやあんこうの肝などに多く含まれるため、
鶏レバーの焼き鳥は控えるべき食品として適切です。

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4
正答は(4)

患者の検査結果から、高尿酸血症であると思われます。
高尿酸血症の主な原因は、尿酸の腎臓からの排泄低下、尿酸の産生増加、プリン体の「摂取量」増加であると言われています。
この問いでは、患者の食事内容について控えるべき「食品」の助言として、最も適切なものを選ぶ事を求められています。
よって、「プリン体の含有量が最も高い食品」が、控えるべき食品であると言えます。
設問の中では、「鶏レバーの焼き鳥」がプリン体の含有量が最も高い食品です。

1
患者の尿酸値が8.5 mg/dLで、基準値は7.0mg/dL以上なので、高尿酸血症であると考えられます。

高尿酸血症は、尿酸が体内で作られるのが原因ですが、そのもととなるプリン体の摂りすぎから起こります。

プリン体の多く含まれる食べ物に、動物の内臓や魚の干物、ビールなどが挙げられます。

よって選択肢のなかでやめなければならない食べ物は、鶏レバーの焼き鳥ということになります。

正しい答えは4番です。

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