正答は（３）
１．（誤）
学校内の売店で販売する、おにぎりと果物の品目を増やす事は、環境目標にあたると思われます。
環境目標とは、対象者の生活環境や、社会環境および周囲の環境を改善する為の目標です。
２．（誤）
食事の悩みがある部員には、個別相談を行う事は、実施目標にあたると思われます。
実施目標とは、栄養教育の目標を達成するために実施すべきことに対する目標です。
３．（正）
補食として牛乳・乳製品を摂取する事は、行動目標にあたると思われます。
行動目標とは、対象者の行動変容を進める為に必要な技術の習得、行動の修正、行動の継続を促す為の目標です。
４．（誤）
体組成をモニタリングする事は、実施目標にあたると思われます。
５．（誤）
補食の摂り方と競技力の関連を理解する事は、学習目標にあたると思われます。
学習目標とは、最終的な目標を達成するために必要なスキルや知識に関する目標です。
正解「行動目標 ――― 補食として牛乳・乳製品を摂取する。」です。
間違いです。
学校内の売店で販売するおにぎりや果物の品目を増やすということは、スナック菓子ばかり食べるという行動を変化させるために、目に付くものを変化させてみるということ、つまり、普段利用している環境の変化をしていると考えられます。
これは、食環境の整備につながることから、環境目標であるといえます。
間違いです。
食事の悩みを抱えている部員に対して、個別相談の場を設けるということは、環境を変化させていると考えることができます。
そのため、環境目標であるといえます。
正しい答えです。
補食として、牛乳や乳製品を摂取するということは、行動を変化させていると考えられます。
そのため、行動目標の１つであるといえるので、正しい答えです。
間違いです。
体組成をモニタリングするという行動は、何らかの行動を起こした後で結果がどのようになったかを評価することです。
そのため、これは、結果目標であるといえます。
間違いです。
補食の摂り方と競技力の関連を理解するということは、栄養の知識を身につけることにつながります。
そのため、これは、学習目標であるといえます。
