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管理栄養士の過去問 第36回 午前の部 問17

問題

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ヒトの細胞に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
   1 .
平滑筋細胞は、随意筋を構成する。
   2 .
脂肪細胞は、レプチンを分泌する。
   3 .
肥満細胞は、IgEを産生する。
   4 .
形質細胞は、T細胞から分化する。
   5 .
マクロファージは、好中球から分化する。
( 第36回 管理栄養士国家試験 午前の部 問17 )
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この過去問の解説 (4件)

26

正答は【2】です。

1.×

平滑筋細胞は、意識的に動かすことができないので「不随筋」で構成されています。骨格筋細胞など、意識的に収縮させることができるものが、随意筋を構成しています。

2.

レプチンは、脂肪細胞から分泌され、摂食抑制作用をもちます。反対に、摂食を促進するものは、グレリン、NPYなどです。

3.×

肥満細胞は、「ヒスタミン」を産生します。アレルギー反応は、肥満細胞の表面に結合しているIgE抗体に、特定の抗原が結合すると引き起こります。

4.×

炎症に関わる形質細胞は、T細胞に刺激された「B細胞」により分化されます。

5.×

マクロファージは、「単球」により分化されます。単球は血管外に出ていくことで活性化され、マクロファージに分化されます。

付箋メモを残すことが出来ます。
8

✕1 .平滑筋細胞は、随意筋を構成する。

→誤りです。

平滑筋は不随意筋を構成します。

随意筋は自己意識下で動かすことの出来ません。

心筋、平滑筋(胃腸などの筋肉)があります。

〇2 .脂肪細胞は、レプチンを分泌する。

→正解です。

レプチンは、視床下部に作用することによって、摂食を抑制するとともに

エネルギー消費を促進するホルモンです。

✕3 .肥満細胞は、IgEを産生する。

→誤りです。

肥満細胞は、アレルギー反応や胃酸の分泌に関与する物質であるヒスタミン産生します。

また、肥満細胞に結合した IgE に抗原が結合すると、顆粒を放出し、ヒスタミン、へパリンを分泌することで即時型アレルギ―発現に関与します。

✕4 .形質細胞は、T細胞から分化する。

→誤りです。

形質細胞は、腸壁粘膜、リンパ節、小血管などの周辺に密集してみられるβリンパ球から分化した細胞です。

T細胞とは、血液中を流れいる白血球のうち、リンパ球と呼ばれる細胞の一種です。

✕5 .マクロファージは、好中球から分化する。

→誤りです。

マクロファージは血液中の白血球の5%を占める単球(単核白血球)から分化します。

マクロファージは好中球とともに、自然免疫において需要な役割を果たす白血球の1種です。

0

各細胞などの名前や、働き、関係を覚えておきましょう。

選択肢1. 平滑筋細胞は、随意筋を構成する。

平滑筋細胞は、不随意筋を構成する。骨格筋細胞は、随意筋を構成しています。

選択肢2. 脂肪細胞は、レプチンを分泌する。

正解です。

選択肢3. 肥満細胞は、IgEを産生する。

形質細胞は、IgE を産生します。

選択肢4. 形質細胞は、T細胞から分化する。

形質細胞は、B細胞から分化します。

選択肢5. マクロファージは、好中球から分化する。

マクロファージは、単球から分化します。

まとめ

各細胞などの名前や、働き、関係を覚えておきましょう。

0

この問題は、各細胞などの名前や、働き、関係を覚えておくと解答できます。

選択肢1. 平滑筋細胞は、随意筋を構成する。

× 平滑筋細胞は、不随意筋を構成します。

【平滑筋とは】

・内臓や血管の壁に存在しています。

・平滑筋の働きは、血管や内臓の緊張を保つことや、収縮をすることです。

・内臓や血管の動きのコントロールをしています。

・平滑筋は自分の意志で動かすことができません。

【随意筋と不随意筋】

・骨格筋のように、自分の意志で動かすことができる筋肉を随意筋といいます。

・平滑筋のように、自分の意志で動かすことができない筋肉を不随意筋といいます

選択肢2. 脂肪細胞は、レプチンを分泌する。

〇 脂肪細胞は、レプチンを分泌します。

【レプチンとは】

・脂肪細胞から分泌されるホルモンです。

・脳に作用して食欲をコントロールします。

・脂肪量が増えると、レプチンの放出量が増えます。

選択肢3. 肥満細胞は、IgEを産生する。

× 肥満細胞は、細胞表面にIgE受容体を持っています

【IgEとは】

・IgEは免疫グロブリンのことです。

選択肢4. 形質細胞は、T細胞から分化する。

× 形質細胞は、B細胞から分化します。

【形質細胞とは】

・免疫や細菌、ウイルスが侵入することで、リンパ球の仲間であるB細胞が変化したものです。

・抗体をつくる役割があります。

【T細胞とは】

・リンパ球と呼ばれる免疫細胞の一種です。

・キラーT細胞とヘルパーT細胞があります。

・キラーT細胞は、細胞性免疫に変わります。

・ヘルパーT細胞は、他の免疫細胞のはたらきを調節します。

選択肢5. マクロファージは、好中球から分化する。

× マクロファージは、単球から分化します。

【マクロファージとは】

・骨髄内の造血幹細胞から発生する循環性単球などから分化します。

【単球とは】

・白血球の一種

・最も大きなタイプの白血球

・マクロファージや樹状細胞に分化することができます。

まとめ

各細胞などの名前や働き、関係を理解しましょう。

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