管理栄養士の過去問
第36回
午前の部 問79

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

第36回 管理栄養士国家試験 午前の部 問79 (訂正依頼・報告はこちら)

微量ミネラルに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
  • 鉄は、グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分である。
  • 亜鉛は、甲状腺ホルモンの構成成分である。
  • 銅は、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の構成成分である。
  • セレンは、シトクロムの構成成分である。
  • クロムは、ミオグロビンの構成成分である。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

正解は 「銅は、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の構成成分である。」 です。

選択肢1. 鉄は、グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分である。

グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分はセレンです。

選択肢2. 亜鉛は、甲状腺ホルモンの構成成分である。

甲状腺ホルモンの構成成分はヨウ素です。

選択肢3. 銅は、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の構成成分である。

SOD(スーパーオキシドジスムターゼ)とは活性酸素を分解する酵素の一種です。

選択肢4. セレンは、シトクロムの構成成分である。

シトクロムの構成成分は鉄です。

選択肢5. クロムは、ミオグロビンの構成成分である。

鉄はミオグロビンの構成成分です。

参考になった数21

02

微量ミネラルについて理解を深めましょう。

選択肢1. 鉄は、グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分である。

グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分はセレンです。

鉄は、赤血球中のヘモグロビンの構成成分です。

選択肢2. 亜鉛は、甲状腺ホルモンの構成成分である。

甲状腺ホルモンの構成成分はヨウ素です。

亜鉛は多くの臓器に存在し、様々な酵素の構成成分となっています。

選択肢3. 銅は、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の構成成分である。

正しいです。

スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の構成成分として、亜鉛マンガンを含むものがあります。

選択肢4. セレンは、シトクロムの構成成分である。

シトクロムa,b,cの構成成分はです。

シトクロムcの構成成分はです。

セレンは、グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分です。

選択肢5. クロムは、ミオグロビンの構成成分である。

ミオグロビンの構成成分は、ヘム(鉄)グロビン(たんぱく質)です。

クロムは、インスリンの働きを助ける耐糖因子の構成成分です。

まとめ

微量ミネラルによる、構成成分を理解しておきましょう。

成分の構造を学ぶと、理解しやすいです。

参考になった数5

03

微量ミネラルには鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、セレン、マンガン、モリブデン、クロム、コバルトがあります。それぞれの特徴を理解しておきましょう。

選択肢1. 鉄は、グルタチオンペルオキシダーゼの構成成分である。

セレンはグルタチオンペルオキシダーゼの構成成分です。

選択肢2. 亜鉛は、甲状腺ホルモンの構成成分である。

ヨウ素は甲状腺ホルモンの構成成分です。

選択肢3. 銅は、スーパーオキシドジスムターゼ(SOD)の構成成分である。

正しいです。

SODは細胞内の、細胞質、ミトコンドリアに多く存在しています。

選択肢4. セレンは、シトクロムの構成成分である。

鉄はシトクロムの構成成分です。

選択肢5. クロムは、ミオグロビンの構成成分である。

鉄はミオグロビンの構成成分です。

まとめ

微量ミネラルについて理解しておきましょう。

参考になった数0