管理栄養士の過去問
第38回
午後の部 問46

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問題

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この過去問の解説 (2件)

01

国民健康・栄養調査は、健康増進法に基づき、国民の身体の状況、栄養素摂取量、生活習慣の状況を明らかにし、健康増進のための基礎資料を得ることを目的として、毎年実施されています。

選択肢1. 前身である国民栄養調査は、関東大震災の発生を機に始まった。

不適当です。

 

関東大震災の発生を機にではなく、第二次世界大戦を機に始まりました。

選択肢2. 調査対象地区は、都道府県知事が定める。

不適当です。

 

調査対象地区は厚生労働大臣が決めて、その決定した地区内において、都道府県知事が調査世帯を指定します。

選択肢3. 腹囲の計測の対象は、40歳以上である。

不適当です。

 

腹囲の計測対象者は、20歳以上です。

選択肢4. 栄養摂取状況調査は、3日間実施する。

不適当です。

 

栄養摂取状況調査は、調査年11月中のとある1日(日曜日及び祝日は除く)に実施されます。

選択肢5. 個人の摂取量は、世帯全体の摂取量に世帯員ごとの摂取割合を乗じて算出する。

最も適当です。

 

個人の摂取量は、世帯全体の摂取量に対して、世帯員ごとの比率を用いて算出します。

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02

国民健康・栄養調査について理解しておきましょう。

選択肢1. 前身である国民栄養調査は、関東大震災の発生を機に始まった。

不正解です。

 

前身である国民栄養調査は、戦後の貧困問題があった昭和20(1945)年に

国外からの食糧援助を受けるための基礎資料を得る目的で

連合国軍司令部(GHQ)の指令に基づいて実施されたことを機に始まりました。

選択肢2. 調査対象地区は、都道府県知事が定める。

不正解です。

 

調査対象地区は、厚生労働大臣が定めます。

都道府県知事が定めるのは、調査世帯です。

選択肢3. 腹囲の計測の対象は、40歳以上である。

不正解です。

 

腹囲の計測の対象は、20歳以上となっています。

選択肢4. 栄養摂取状況調査は、3日間実施する。

不正解です。

 

栄養摂取状況調査は日曜日及び祝祭日を除く任意の1日となっています。

選択肢5. 個人の摂取量は、世帯全体の摂取量に世帯員ごとの摂取割合を乗じて算出する。

正解です。

 

個人の摂取量は、世帯全体の摂取量に世帯員ごとの摂取割合を乗じて算出しています。

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