管理栄養士の過去問
第38回
午後の部 問51
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問題
第38回 管理栄養士国家試験 午後の部 問51 (訂正依頼・報告はこちら)
残差法により総エネルギー調整ビタミンC摂取量を求めるため、集団におけるビタミンC摂取量と総エネルギー摂取量から回帰直線を作成した(図)。A~Eさんのうち、総エネルギー調整ビタミンC摂取量が最も多い者である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- Aさん
- Bさん
- Cさん
- Dさん
- Eさん
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この過去問の解説 (2件)
01
残差法とはエネルギー摂取量と栄養素摂取量の差を計算する方法です。
残差とは、個人の栄養素摂取量と、回帰式から予測される予測値との差のことです。
残差=栄養素摂取量の実測値-栄養素摂取量の予測値
で求められます。
エネルギー調整済みビタミンC摂取量=集団の栄養素摂取量の平均値+残差
で求められます。
不正解です。
冒頭解説より、式に当てはめてみると
Aさんの場合
残差=35mg/日-40mg/日=-5mg/日
エネルギー調整済みビタミンC摂取量=70mg/日-5mg/日
=65mg/日
正解です。
冒頭解説より、式に当てはめてみると
Bさんの場合
残差=70mg/日-50mg/日=20mg/日
エネルギー調整済みビタミンC摂取量=70mg/日+20mg/日
=90mg/日
他の人に比べ一番多くなっています。
不正解です。
冒頭解説より、式に当てはめてみると
cさんの場合
残差=85mg/日-75mg/日=10mg/日
エネルギー調整済みビタミンC摂取量=70mg/日+10mg/日
=80mg/日
不正解です。
冒頭解説より、式に当てはめてみると
Dさんの場合
残差=65mg/日-75mg/日=-10mg/日
エネルギー調整済みビタミンC摂取量=70mg/日-10mg/日
=60mg/日
不正解です。
冒頭解説より、式に当てはめてみると
Eさんの場合
残差=100mg/日-100mg/日=0mg/日
エネルギー調整済みビタミンC摂取量=70mg/日+0mg/日
=70mg/日
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02
残差法とは、栄養疫学研究において、特定の栄養素の摂取量を総エネルギー摂取量に対して調整するための方法のことです。
残差の計算は、個人の実際の栄養素摂取量と回帰式から予測される栄養素摂取量の差(残差)を求めます。
不適当です。
回帰直線より、おおよそAさんは65 mg/日です。
最も適当です。
回帰直線より、おおよそBさんは90 mg/日です。
その他の対象者と比較して、Bさんが一番摂取量が多いです。
不適当です。
回帰直線より、おおよそCさんは80 mg/日です。
不適当です。
回帰直線より、おおよそDさんは60 mg/日です。
不適当です。
回帰直線より、おおよそEさんは70 mg/日です。
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