管理栄養士の過去問
第38回
午後の部 問52

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この過去問の解説 (1件)

01

食事摂取基準に関する問題は、必ず毎年頻出されます。

まもなく2025年版になりますが、間違えやすい箇所をしっかり整理して、復習しましょう。

選択肢1. エネルギーの摂取不足の評価では、BMIの平均値が目標とするBMIの下限値以下であることを確認する。

不適当です。

 

エネルギー摂取不足の評価は、測定されたBMIの分布からBMIが目標とするBMIの範囲を下回っている、あるいは上回っている者の割合を算出し、目標とするBMIの範囲内にとどまっている者の割合を増やすことを目的とします。

選択肢2. EARが設定されている栄養素の摂取不足の評価では、摂取量がEARを下回る者の割合を算出する。

最も適当です。

 

EARが設定されている栄養素の摂取不足の評価では、摂取量がEARを下回る者の割合を算出します。

選択肢3. AIが設定されている栄養素の摂取不足の評価では、摂取量がAIを下回る者の割合を算出する。

不適当です。

 

目安量を用いる場合は、摂取量の中央値と目安量を比較して、不足しているものの割合を確認します。

ただし、摂取量の中央値が目安量を下回っている場合、不足状態にあるかどうかを判断することはできません。

選択肢4. RDAが設定されている栄養素の過剰摂取の評価では、摂取量がRDAを上回る者の割合を算出する。

不適当です。

 

RDAではなく、ULです。

選択肢5. 生活習慣病の発症予防を目的とした評価では、摂取量の平均値がDG以下であることを確認する。

不適当です。

 

測定された摂取量の分布と目標量から、目標量の範囲を逸脱するものの割合を参考に評価します。

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