管理栄養士の過去問
第38回
午後の部 問67

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問題

第38回 管理栄養士国家試験 午後の部 問67 (訂正依頼・報告はこちら)

1日の食数が500食の特定給食施設において、ある月の期首在庫金額は12万円、食材料費の期間支払金額は348万円、期末在庫金額は15万円であった。この月(30日)の1食当たりの食材料費(円)として、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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この過去問の解説 (2件)

01

期首在庫金額とは、ある期間の初めの在庫量を金額換算したものです。

期末在庫金額とは、ある期間の終わりの在庫量を金額換算したものです。

期末在庫金額は、次の期間の期首在庫金額でもあります。

これらを踏まえた上で計算しましょう。

 

選択肢1. 214

誤りです。

 

まとめに記載した計算式で解き直しましょう。

選択肢2. 222

誤りです。

 

まとめに記載した計算式で解き直しましょう。

選択肢3. 230

正解です。

 

期首在庫金額12万円+期間支払い金額348万円-期末在庫金額15万円=この月(30日)の食材料費345万円

 

1日の食数が500食であるため1食あたり

345万円÷(500食×30日分)=230円

 

1色あたりの食材料費は230円となります。

選択肢4. 232

誤りです。

 

まとめに記載した計算式で解き直しましょう。

 

選択肢5. 250

誤りです。

 

まとめに記載した計算式で解き直しましょう。

まとめ

食材料費(期間食材料原価)=期首在庫金額+期間支払い金額-期末在庫金額

 

1食当たりの食材料費=食材料費(期間食材料原価)÷期間の合計食数

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02

食材料費は以下の式で求めることができます。

食材料費=期首在庫金額+機関支払金額₋期末在庫金額

この式で月の食材料費を求めることができますが、本問題では1食あたりの食材料費を算出することが求められます。そのため、1か月の食数30日×500食=15000食で食材料費を除する必要があります

この点にも注意して計算してみましょう。

 

選択肢1. 214

不適です。

選択肢2. 222

不適です。

選択肢3. 230

正しいです。

この月の食材料費は計算式から、

 

12万+348万₋15万=345万

 

であることが分かります。

そして1食あたりに換算するため、この月の食数30日×500食=15000(1.5万)食で除すると、

 

345万÷1.5万=230

 

となり、230円/食であると求めることができます。

選択肢4. 232

不適です。

選択肢5. 250

不適です。

参考になった数2