管理栄養士の過去問
第38回
午後の部 問68
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問題
第38回 管理栄養士国家試験 午後の部 問68 (訂正依頼・報告はこちら)
一定食数を提供する給食施設における労働生産性(生産食数/労働時間)の向上につながる取組として、誤っているのはどれか。1つ選べ。
- 調理機器の稼働率を上げる。
- 調理作業の標準化を行う。
- 調理技術の向上を図る。
- カット野菜を導入する。
- 生産品目を増やす。
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この過去問の解説 (2件)
01
労働生産性とは、労働時間当たりの生産量(もしくは一人当たりの生産量)で示されます。労働生産性が高いと効率よく利益を生み出すことができていることが分かります。
本問題は作業時間当たりの生産食数の向上となる取り組みを考えます。作業時間を短縮するという観点から、効率よく給食を提供する方法を考えてみましょう。
正しいです。
調理機器の稼働率を上げることで作業時間を短縮することができます。
正しいです。
調理作業を標準化することでスムーズに調理を進めることができ、作業時間の短縮化につながります。
正しいです。
調理技術が向上することで調理時間を短縮することができます。
正しいです。
カット野菜を導入することで野菜を切る時間を大幅に短縮することができ、全体作業時間を短縮することができます。
誤りです。
生産品目を増やすことは食品の増加や作業の複雑化につながり、作業時間の短縮は期待できません。
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02
労働生産性は、労働者1人辺りの生産量や、労働時間数辺りの生産量で表されます。
正しい文章です。
調理機器の稼働率を効率的に上げることで作業時間を短縮し、労働生産性の向上につながる取り組みといえます。
正しい文章です。
調理作業の標準化を行うことで、調理従事者の技術に左右されずに安定した品質を維持し、労働生産性の向上につながる取り組みといえます。
正しい文章です。
調理技術の向上を図ることにより、調理従事者一人当たりの生産量が増えれば労働生産性の向上につながります。
正しい文章です。
カット野菜を導入することにより、処理に必要な従業員を減らしたり、時間を短縮できるので労働生産性の向上につながるといえます。
誤りです。
生産品目を増やすことは、作業量も増え必要な従業員を増やすことも考えられるため、労働生産性の向上にはつながる取り組みとはいえません。
労働生産性=生産食数(売上高)÷労働時間(従業員数)
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