管理栄養士過去問
第39回
問7 (午前の部問7)

問題文

生活習慣（ライフスタイル）の評価と対策に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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問題

管理栄養士試験第39回問7（午前の部問7）（訂正依頼・報告はこちら）

生活習慣（ライフスタイル）の評価と対策に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。

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健康に関する国の施策とその結果についての理解を問われる設問です。

選択肢1. 健康日本21（第二次）の最終評価において、「運動習慣者の割合の増加」は「目標値に達した」と評価された。

不正解です。

健康日本21（第二次）の最終評価において、最も評価の高い「目標値に達した」と評価されたのは全体53項目のうち、以下の8項目のみです。

・健康寿命の延伸

・75歳未満のがんの年齢調整死亡率の減少

・脳血管疾患・虚血性心疾患の年齢調整死亡率の減少

・血糖コントロール指標におけるコントロール不良者の割合の減少

・小児人口10万人あたりの小児科医・児童精神科医師の割合の増加

・認知症サポーター数の増加

・低栄養傾向（BMI20以下）の高齢者の割合の増加の抑制

・共食の増加

選択肢2. 健康日本21（第二次）の最終評価において、「生活習慣病のリスクを高める量を飲酒している者の割合の減少」は「目標値に達した」と評価された。

不正解です。

選択肢3. 健康日本21（第三次）では、休養・睡眠に関する指標として、具体的な睡眠時間は設定されていない。

不正解です。

健康日本21（第三次）においては、休養・睡眠分野に関連する項目で、

「睡眠時間が十分に確保できているものの増加」させることを目標としている。具体的目標値として、『睡眠時間が6~9時間の者の割合』を60％にすることとしています。

選択肢4. 健康づくりのための睡眠ガイド2023では、高齢者の床上時間は8時間以上にならないことが目安とされている。

正解です。

健康日本21（第三次）では、ライフステージごとに推奨事項がまとめられています。高齢者においては長い床上時間が健康リスクになるとして、8時間以上とならないことを目安とするよう推奨されています。

選択肢5. ブリンクマン指数は、「1日の喫煙本数」に「喫煙開始年齢」を乗じた値である。

不正解です。

ブリンクマン指数とは、喫煙年数×1日の平均喫煙本数にて算出されます。

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