管理栄養士 過去問
第39回
問39 (午前の部 問39)
問題文
血液系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士試験 第39回 問39(午前の部 問39) (訂正依頼・報告はこちら)
血液系の構造と機能に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- ヒトのヘモグロビンは、2本のグロビンからなる二量体である。
- ヘモグロビンと酸素の親和性は、ヘモグロビンと一酸化炭素の親和性よりも高い。
- 還元ヘモグロビン濃度が上昇すると、チアノーゼが出現する。
- エリスロポエチンは、白血球の成熟を促す。
- プラスミンは、凝固因子である。
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この過去問の解説 (1件)
01
ヒトヘモグロビンは四量体からなるたんぱく質で、肺と全身間で酸素を運搬する役割を担います。
酸素を運搬していない(結合していない)ヘモグロビンを還元型ヘモグロビンと言い、反対に結合しているヘモグロビンを酸化ヘモグロビンといいます。
SpO2は、血液中のヘモグロビンのうち何割が酸化ヘモグロビンであるかを経皮的に測定するものであり、通常では95%以上の数値を示しますが、還元型ヘモグロビンが増加すると90%以下に低下することもあり、呼吸苦やチアノーゼを呈することがあります。
不正解です。
ヒトのヘモグロビンは、4本からなる四量体です。
不正解です。
ヘモグロビンと一酸化炭素の親和性のほうが高くなります。
正解です。
還元ヘモグロビンとは、酸素と結合していないヘモグロビンのことです。
還元ヘモグロビン濃度上昇で、チアノーゼが出現します。
不正解です。
エリスロポエチンは赤血球の成熟・産生に関わるホルモンであり、白血球の成熟には関与しません。
不正解です。
プラスミンは血液・血栓の分解因子です。
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