管理栄養士 過去問
第39回
問48 (午前の部 問48)
問題文
食品の機能性成分には、消化管内で作用する機能(消化管内)と、吸収後に標的組織で作用する機能(標的組織)とがある。食品成分の三次機能と作用する場所の組合せとして、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士試験 第39回 問48(午前の部 問48) (訂正依頼・報告はこちら)
食品の機能性成分には、消化管内で作用する機能(消化管内)と、吸収後に標的組織で作用する機能(標的組織)とがある。食品成分の三次機能と作用する場所の組合せとして、最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- サーデンペプチドによる血圧の降下 ―――― 消化管内
- 大豆イソフラボンによる骨の健康維持 ―――― 消化管内
- 難消化性デキストリンによる血糖値上昇の抑制 ―――― 標的組織
- EPAによる血中中性脂肪の減少 ―――― 標的組織
- CPP(カゼインホスホペプチド)によるカルシウムの吸収促進 ―――― 標的組織
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この過去問の解説 (1件)
01
機能性成分食品とは、健康維持・増進に役立つ可能性があると証明された成分を含む食品です。
機能性成分食品には、以下の3種があります。
特定保健用食品:科学的根拠に基づき国が認定した、特定の保健機能が認められた食品(例:血糖値の上昇を抑える、等 具体的な機能の表示)
栄養機能食品:栄養成分の機能が表示されている食品(例:カルシウムは骨や歯の形成に必要な栄養素です、等)
機能性表示食品:食品の安全性と機能性を届け出た上で、一定条件をもとに、事業者責任で表示が可能(例:目の健康をサポートする、等)
その成分によって、消化管内での作用と標的組織での作用があります。作用場所が消化管か、それ以外かで判断ができます。
不正解です。
サーデンペプチドによる血圧降下は、標的組織での作用です。
不正解です。
大豆イソフラボンによる骨の健康維持 の表示は、標的組織での作用です。
不正解です。
難消化性デキストリンによる血糖値上昇抑制は、消化管内での作用です。
正解です。
EPAによる血中中性脂肪減少は、標的組織での作用です。
不正解です。
CPPによるカルシウムの吸収促進は、消化管内での作用です。
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