管理栄養士 過去問
第39回
問79 (午前の部 問79)
問題文
鉄の吸収と体内利用に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士試験 第39回 問79(午前の部 問79) (訂正依頼・報告はこちら)
鉄の吸収と体内利用に関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 鉄の吸収は、体内鉄貯蔵量の影響を受けない。
- 非ヘム鉄は、Fe3+として吸収される。
- トランスフェリンは、鉄の血中輸送を行う。
- 貯蔵鉄は、主にヘモグロビンとして蓄えられる。
- 赤血球の破壊で遊離した鉄は、再利用されない。
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この過去問の解説 (1件)
01
鉄は体内に、機能鉄と貯蔵鉄として存在しています。
機能鉄とは、酸素輸送の働きを担っており、ヘモグロビンやミオグロビンの構成成分として存在します。
貯蔵鉄とはその名の通り、肝臓や脾臓等の臓器に、フェリチンとして蓄えられている鉄を指します。
不正解です。
鉄の吸収は、体内鉄貯蔵量の影響を受けます。貯蔵量が少ないほど、吸収量は多くなります。
不正解です。
非ヘム鉄はFe3⁺の形で存在しますが、吸収時にはFe2⁺に還元される必要があります。
正解です。
トランスフェリンは、鉄の血中輸送を行います。
不正解です。
貯蔵鉄は主にフェリチンとして蓄えられます。
不正解です。
遊離鉄は小腸上部で吸収され、再利用されます。
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