管理栄養士 過去問
第39回
問84 (午前の部 問84)
問題文
日本人の食事摂取基準(2020年版)におけるエネルギーに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士試験 第39回 問84(午前の部 問84) (訂正依頼・報告はこちら)
日本人の食事摂取基準(2020年版)におけるエネルギーに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 成人の身体活動レベルの算出には、二重標識水法による総エネルギー消費量測定値が用いられた。
- 小児におけるエネルギー摂取量の過不足の評価は、BMIで行う。
- 目標とするBMIの範囲は、40歳と75歳で同じである。
- 成人の推定エネルギー必要量(EER)の算定式は、安静時代謝量(kcal/日)✕身体活動レベルである。
- 推定エネルギー必要量(EER)は、高齢者施設の自立した入所者には適用できない。
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この過去問の解説 (1件)
01
必要エネルギー量の算出、また摂取目標量については様々な要因を考慮する必要性があります。
1つの目安となるのが、一般的なデータをもとに策定された『日本人の食事摂取基準』となります。
正解です。
身体活動レベルは『低い』『普通』『高い』の3段階に分けられており、二重標識水法による総エネルギー消費量測定値が用いられています。
不正解です。
エネルギー摂取量の評価は、身長・体重を成長曲線と比較して行います。
不正解です。
低栄養・生活習慣病等のリスクを考慮し、18歳以上では年齢別にBMI目標値が提唱されています。
具体的には以下のとおりです。
18歳〜49歳:BMI 18.5〜24.9kg/m2
50歳以上:BMI 21.5~24.9kg/m2
不正解です。
EER=基礎代謝量(BEE)×ストレス係数×活動係数
によって求められます。
不正解です。
EERは、高齢者施設での自立した入所者に対しても有用です。
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