管理栄養士 過去問
第39回
問90 (午前の部 問90)
問題文
新生児期・乳児期の栄養ケア・マネジメントに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
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問題
管理栄養士試験 第39回 問90(午前の部 問90) (訂正依頼・報告はこちら)
新生児期・乳児期の栄養ケア・マネジメントに関する記述である。最も適当なのはどれか。1つ選べ。
- 母乳性黄疸では、母乳を中止しなければならない。
- 鉄欠乏性貧血は、乳児期の後期(離乳期)に起こりやすい。
- 乳糖不耐症のある乳児には、母乳を与える。
- はちみつは、生後9か月から与えても良い。
- 食物アレルギーの発症予防のためには、離乳期における特定の食物の摂取開始を遅らせる。
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この過去問の解説 (1件)
01
新生児期・乳児期では、その発達に応じて与えられる食品や、それによるアレルギー、疾患の発症等にも留意する必要性があります。身体機能・生理機能の未発達によるものが多いため、注意が必要です。
不正解です。
母乳性黄疸でも、必ずしも母乳を中止しなければならない訳ではありません。
正解です。
鉄欠乏性貧血は、母乳または粉ミルクによって補われていた鉄分が、食事へ移行することで減少しやすい離乳期に起こりやすくなります。
不正解です。
乳糖不耐症のある乳児の場合、完全に母乳を辞める必要はありませんが、
症状の程度に応じて母乳の減量を行ったり、乳糖を含まない粉ミルクへ切り替えることが必要です。
不正解です。
ボツリヌス菌感染による乳児ボツリヌス症の発症リスク回避のため、腸内環境が未発達である1歳未満の乳児へは、はちみつは与えてはなりません。
不正解です。
食物アレルギーの発症予防のためにアレルゲンとなりやすい食品の摂取開始を遅らせることは、推奨されていません。(日本小児アレルギー学会より)
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