1級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)
問題B 問73

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問題

1級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年) 学科試験 問題B 問73 (訂正依頼・報告はこちら)

産業廃棄物の処理に関する記述のうち、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」上、誤っているものはどれか。
  • 事業者は、電子情報処理組織を使用して産業廃棄物の運搬又は処分を委託する場合、委託者に産業廃棄物を引き渡した後、3日以内に情報処理センターに登録する必要がある。
  • 事業者は、他人に委託した産業廃棄物の運搬または処分が終了したことを確認した後、産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写しの送付を受けた日から5年間は当該管理票の写しを保存しなければならない。
  • 運搬受託者は、産業廃棄物の運搬を終了した日から20日以内に産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写しを管理票交付者に送付しなければならない。
  • 事業者は、建設工事に伴い発生した産業廃棄物を事業場の外の 300 m2 以上の保管場所に保管する場合、非常災害のために必要な応急措置として行う場合を除き、事前にその旨を都道府県知事に届け出なければならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」における産業廃棄物の処理に関する問題です。

選択肢1. 事業者は、電子情報処理組織を使用して産業廃棄物の運搬又は処分を委託する場合、委託者に産業廃棄物を引き渡した後、3日以内に情報処理センターに登録する必要がある。

適当です。

「事業者」は、「電子情報処理組織」を使用して産業廃棄物の運搬又は処分を委託する場合、「委託者」に産業廃棄物を引き渡した後、「3日以内」に情報処理センターに登録する必要があります。

つまりは電子申請の場合は、という問題です。

選択肢2. 事業者は、他人に委託した産業廃棄物の運搬または処分が終了したことを確認した後、産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写しの送付を受けた日から5年間は当該管理票の写しを保存しなければならない。

適当です。

「事業者」は他人に委託した産業廃棄物の運搬または処分が終了したことを確認した後、「産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写し」の送付を受けた日から「5年間」は当該管理票の写しを保存しなければなりません。

つまりはマニフェストの送付を受けたら5年間保存が義務だということです。

選択肢3. 運搬受託者は、産業廃棄物の運搬を終了した日から20日以内に産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写しを管理票交付者に送付しなければならない。

適当ではありません。

「運搬受託者」は、産業廃棄物の運搬を終了した日から「10日以内」に産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写しを管理票交付者に送付しなければなりません。

つまりは産業廃棄物の運搬を終了から10日以内にマニフェストを送付が義務だということです。

選択肢4. 事業者は、建設工事に伴い発生した産業廃棄物を事業場の外の 300 m2 以上の保管場所に保管する場合、非常災害のために必要な応急措置として行う場合を除き、事前にその旨を都道府県知事に届け出なければならない。

適当です。

「事業者は」、建設工事に伴い発生した産業廃棄物を事業場の外の 「300 m2 以上」の保管場所に保管する場合、非常災害のために必要な応急措置として行う場合を除き、事前にその旨を「都道府県知事」に届け出なければなりません。

まとめ

「誰が」という部分、期間、規模等の数値はおさえておきましょう。

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02

1.設問の通りです。


2.設問の通りです。


3.誤りです。

 運搬受託者は、産業廃棄物の運搬を終了した日から10日以内に産業廃棄物管理票(マニフェスト)の写しを管理票交付者に送付しなければなりません。

 
4.設問の通りです。

 事業者は、その産業廃棄物が運搬されるまでの間、産業廃棄物保管基準に従い、生活環境の保全上支障のないように保管しなければなりません。 

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