2級管工事施工管理技士の過去問
平成29年度(2017年)
1 問1

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 平成29年度(2017年) 1 問1 (訂正依頼・報告はこちら)

湿り空気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 空気中に含むことのできる水蒸気量は、温度が高くなるほど多くなる。
  • 飽和湿り空気の相対湿度は、100%である。
  • 露点温度は、その空気と同じ絶対湿度をもつ飽和空気の温度である。
  • 絶対湿度は、湿り空気中の水蒸気の質量と湿り空気の質量の比である。

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この過去問の解説 (2件)

01

湿り空気に関して該当しないものを選択する問題です。

1.空気中に含むことのできる水蒸気量は、

 温度が高ければ増え、低ければ減る性質があります。

2.相対湿度とは、

 『ある温度の含むことのできる最大水蒸気量』に対する、

 『現在の水蒸気量』

 のことです。

 飽和湿り空気=含むことのできる最大水蒸気量

 のことですので、

 飽和湿り空気=相対湿度100%といえます。

3.露点温度とは、

 飽和水蒸気量を超過し結露が発生する温度のことです。

 また絶対湿度とは、

 空気中に含まれる水蒸気量のことを指します。

 よって、

 露点温度とは、

 『その空気と同じ絶対湿度をもつ飽和空気の温度』

 といえます。

4.絶対湿度は、

 『湿り空気中の水蒸気の質量』と『乾き空気の質量』の比のことをいいます。

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02

1 正しい。
乾球温度が高くなるほど飽和水蒸気量も多くなるので、
空気中に含むことのできる水蒸気量も多くなります。

2 正しい。
飽和湿り空気とはある温度で最大限水蒸気を含んだ空気のことをいいます。

3 正しい。
露点温度とは、絶対湿度を一定に保ちながら空気を冷却した場合に、

相対湿度が100%となる温度をいいます。

4 誤り。
絶対湿度とは、乾き空気の質量に対する湿り空気の質量比の事をいいます。

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