2級管工事施工管理技士の過去問
平成30年度(2018年)前期
2 問14

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 平成30年度(2018年)前期 2 問14 (訂正依頼・報告はこちら)

床面積の合計が100m2を超える住宅の調理室に設置するこんろの上方に、下図に示すレンジフード( 排気フードⅠ型 )を設置した場合、換気扇等の有効換気量の最小値として、「建築基準法」上、正しいものはどれか。
ただし、
K:燃料の単位燃焼量当たりの理論廃ガス量[m3/( kW・h )]
Q:火を使用する設備又は器具の実況に応じた燃料消費量[kW]
問題文の画像
  • 2 KQ[m3/h]
  • 20 KQ[m3/h]
  • 30 KQ[m3/h]
  • 40 KQ[m3/h]

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3
 
問題.1 間違い

問題.2 間違い

問題.3  正しい 30 KQ[m3/h]

問題.4  間違い

解説として、必要排気量を求める計算式 V=NKQを
知っていれば、回答できた問題です。

V: 必要排気量(m3/h)
N: 定数(レンジフードの形状・寸法により定められた数値)
K: 理論廃ガス量(m3/kW ・ h)または理論廃ガス量(m3/kg)
Q: 発熱量(kW)または燃料消費量(kg/h(m3/h)

簡単に記載しますが、排気フードⅠ型であり、レンジからフードまでの高さHが1000㎜以下の場合は、N30で計算する。よって、V=30KQ(m3/h)となります。

もし、図が排気フードⅡ型、レンジからフードまでの高さが1000㎜以上の場合は、N20で計算します。

この問題は、知っておればチャンス問題になるかと思いますが、注力すべき問題ではないと思います。

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02

排気フードⅠ型を利用した際の

必要換気量を求める式がどれかを選択する問題です。

・K:燃料の単位燃焼量当たりの理論廃ガス量[㎥/(kW・h)]

・Q:火を使用する設備又は器具の実況に応じた燃料消費量[kW]

として、

3.30KQ[㎥/h]

が正しい式です。

また排気フードⅡ型の場合は、

20KQ[㎥/h]

です。

簡易的に記載しますが、

(高さが1m以下という決まりはどちらも同じです。)

Ⅰ型はレンジと縦横同じ幅の場合、

Ⅱ型はレンジよりも少し広めにとっている場合のことです。

それによって値に差が出ていると考えると覚えやすいと思います。

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