2級管工事施工管理技士の過去問
令和元年度(2019年)前期
2 問12

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和元年度(2019年)前期 2 問12 (訂正依頼・報告はこちら)

強制対流型放熱器の特徴に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 伝熱面積当たりの加熱量が大きいため、自然対流型放熱器に比べて、空気加熱用熱交換器を小型にできる。
  • 自然対流型放熱器に比べて、暖房開始から所定の室内温度に達するまでの時間が長い。
  • 熱媒は温水又は蒸気であり、放熱量は熱媒温度、流量及び風量により変化する。
  • 熱媒の温度を高くすると、室内の温度分布の不均一を生じることがある。

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この過去問の解説 (1件)

01

強制対流は暖めた空気をファンで送る方式で、エアコンや電気ファンヒーター等があります。対して、自然対流は生じる温度差や圧力により対流させるもので、遠赤外線ヒーター等がその例です。
1.伝熱効率が強制対流式は大きいので、小型化した商品があります。よって○です。
2.自然対流方式の方が伝熱時間が長くなります。よって×です。
3.熱媒の循環速度、単位時間当たりの流量、風量により放熱量は変化します。よって○です。
4.熱媒の温度が高くなるにつれ、配管内に温度勾配が生じてしまい、不均一となります。よって○です。
答えは2となります。

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