2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)前期
問35 (4 問35)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)前期 問35(4 問35) (訂正依頼・報告はこちら)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 飲料用給水タンクを設置する場合、タンク底部は、設置床から60cm以上離す。
  • 飲料用給水タンクを設置する場合、タンク上部は、天井から100cm以上離す。
  • 排水用水中ポンプを設置する場合、ポンプは、吸い込みピットの壁から20cm以上離す。
  • 排水用水中ポンプを設置する場合、ポンプは、排水槽への排水流入部に近接した位置に据え付ける。

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この過去問の解説 (2件)

01

1、2 外部から天井や底、壁の保守点検を容易にできるように、タンクの周囲を60cm以上、天井に関しては100cm以上の空間を設けなければなりません。1、2ともに○です。
3.排水用水中ポンプも保守スペースの確保のために20cm以上空けなければなりません。○です。
4.排水用水中ポンプは極力低い位置に置くようにします。流入管の近接位置に置くというのはありません。×です。
答えは4です。

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02

機器の据付けに関する問題です。

選択肢1. 飲料用給水タンクを設置する場合、タンク底部は、設置床から60cm以上離す。

問題文の内容どおりです

 

「建設省告示第1597号(建築物に設ける飲料水の配管設備及び排水のための配管設備の構造方法を定める件)」

第1第2号

【 ・外部から給水タンクの天井、底又は周壁の保守点検を容易かつ安全に行うことができるように設けます。

・ 給水タンク等の天井、底又は周壁は、建築物の他の部分と兼用しません。

・ 内部に、飲料水の配管設備以外の配管設備は、設けません。

・ 内部の保守点検を、容易で安全に行えるような位置に、定める構造のマンホールを設けます。

・他、詳細は省略します。 】

下図に給水タンクの保守距離を示します。

a,c ≧60 cm,b ≧ 100 cm

選択肢2. 飲料用給水タンクを設置する場合、タンク上部は、天井から100cm以上離す。

問題文の内容どおりです

 

問題1 解説参照。

選択肢3. 排水用水中ポンプを設置する場合、ポンプは、吸い込みピットの壁から20cm以上離す。

問題文の内容どおりです

 

排水槽の排水ポンプの吸込ピットの大きさは、水中ポンプの吸込部周囲、下部に、20 cm以上の間隔をもたせます。

選択肢4. 排水用水中ポンプを設置する場合、ポンプは、排水槽への排水流入部に近接した位置に据え付ける。

排水用水中ポンプを設置する場合、ポンプは、排水槽への排水流入部から離れた位置に据え付ける

 

水中ポンプの据付け位置は、配水流入口から離れた場所で、点検や引き上げに支障が出ない場所として、ポンプケーシングの外側および底部は、ピットの壁や底面から 200 mm程度の間隔とします。

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