2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)後期
問11 (2 問11)
問題文
暖房に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)後期 問11(2 問11) (訂正依頼・報告はこちら)
暖房に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 蒸気暖房には、一般的に、蒸気圧力 100 kPa 以下の低圧蒸気が使用される。
- 温水暖房は、一般的に、50 ~ 80 ℃ の温水が使われる。
- 鋳鉄製放熱器での暖房の場合、蒸気より温水の方が負荷変動に応じた制御が容易である。
- 鋳鉄製温水ボイラーの温水温度は、ボイラー構造規格により、最高 100 ℃ までに制限されている。
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この過去問の解説 (2件)
01
問題.4 鋳鉄製温水ボイラーの温水温度は、ボイラー構造規格により、最高 100 ℃ までに制限されている。
⇒最高100℃までが間違いで、120℃までが正解です。
解説としては、鋳鉄は、接合部分が弱いという特徴があります。鋳鉄製温水ボイラーは、圧力0.5Mpa以下、120℃までと覚えてください。
問題1.2.3の設問は正しいです。
鋳鉄製ボイラーの出題があれば、頻出として、給水管は返り管に取り付けます。その位置は安全低水面以下150mm以内の高さです。
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02
暖房に関する問題です。
正
問題文の内容どおりです。
蒸気暖房の蒸気圧力は、0.1 MPa(G)以下の低圧蒸気です。
高圧蒸気ボイラーを持つ場合は、減圧弁で減圧して供給します。
正
問題文の内容どおりです。
温水暖房の温水温度は、50~80℃で、温水の放熱器での温度降下は 5~20℃ の範囲で使用されます。
100℃を超える高温水や蒸気に比べ、簡単な取り扱いで安全にできるため、広く採用されています。
正
問題文の内容どおりです。
直接暖房は、室内に設けた放熱器による対流暖房が主流で、放熱器には、鋳鉄製放熱器、ベースボードヒーター、コンベクター、ユニットヒーターなどがあり、かつては主流であった鋳鉄製放熱器は、需要が減っています。
直接暖房に使用する放熱器は、蒸気用・温水用ともに同じ形式が用いられ、制御特性としては、温水用が優れています。
温水用は、熱媒に温水を用い、顕熱を利用して循環水量を一定とし、温度を負荷に応じて制御し、温水温度を一定として循環水量を負荷に応じて放熱器入口弁の開度で容易に制御できます。
誤
鋳鉄製温水ボイラーの温水温度は、ボイラー構造規格により、最高 120 ℃ までに制限されている。
「ボイラー構造規格第88条 (鋳鉄製ボイラーの制限)」第2編 鋳鉄製ボイラー
【 次の各号の蒸気ボイラー、温水ボイラーは、鋳鉄製としてはなりません。
1) 圧力 0.1 MPaを超えて使用する蒸気ボイラー
2) 圧力 0.5 MPaを超える温水ボイラー
3) 温水温度 120度を超える温水ボイラー 】
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