2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)後期
問22 (2 問22)
問題文
ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)後期 問22(2 問22) (訂正依頼・報告はこちら)
ガス設備に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 液化石油ガスの一般家庭用のガス容器には、10 kg 、20 kg 、50 kg 等のものがある。
- 都市ガスの中圧供給方式は、供給量が多い場合、又は、供給先までの距離が長い場合に採用される。
- マイコンメーターは、災害発生のおそれのある大きさの地震動を検知した場合、ガスを遮断する機能を有している。
- 液化石油ガスは、プロパン、ブタン等を主成分としており、空気より軽いため、漏洩すると高いところに滞留する。
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (2件)
01
正解は4
問題.4 液化石油ガスは、プロパン、ブタン等を主成分としており、空気より軽いため、漏洩すると高いところに滞留する。⇒プロパン、ブタンは空気よりも重いので、低いところに滞留するが正解です。
アドバイスとして、ガスの知識が問われる問題であり、難しい問題ですが、プロパン、ブタンは空気より重く、下に滞留する。反対に、都市ガス・メタンは、空気より軽く、上に滞留することを覚えてください。
問題.1 設問は正しい。
問題.2 設問は正しい。
ガス事業法の中圧とは、0.1Mpa~1.0Mpa未満のガス圧の事です。
問題.3 設問は正しい。
参考になった数47
この解説の修正を提案する
02
ガス設備に関する問題です。
正
問題文の内容どおりです。
LPガス容器は、充てんされるLPガス充填室力で区分されます。
正
問題文の内容どおりです。
中圧供給方式は、ガス工場から中圧で送出し、供給区域内ににある地区整圧器で、低圧に整圧して需要家に供給する方式です。
中圧B(0.1MPa以上0.3MPa未満)から低圧にする方式と、中圧A(0.3MPa以上1.0MPa未満)から中圧B、低圧に整圧する方法があります。
中圧方式は、供給量が多く、供給先までの距離が長いときに採用されます。
正
問題文の内容どおりです。
ガスメーターは、ガス漏れ事故防止のために、マイコンメータが普及し、一般家庭では原則、マイコンメーター設置が義務付けされます。
マイコンメーターは、ガス流量とガスの使用時間を常時監視し、災害のおそれのある地震動・過大ガス流量・異常なガス圧低下を検知し、ガスを遮断し、遮断理由を表示します。
他にも、ゴム管のひび割れや接続部の長時間に渡る微小なガス漏れに対し、表示します。
誤
液化石油ガスは、プロパン、ブタン等を主成分としており、空気より重いため、漏洩すると低いところに滞留する。
LPガスは、プロパンが最も多く、次いでブタン、若干のプロピレン・ブチレンを含み、ガス比重は、プロパンで1.5、ブタンで約2 となり、空気より重いことが分かります。
したがって、LPガスが漏れると、低い所に滞留します。
なお、都市ガスはメタンが主成分で、比重が0.7くらいで空気より軽く、高い所に滞留します。
参考になった数0
この解説の修正を提案する
前の問題(問21)へ
令和元年度(2019年)後期 問題一覧
次の問題(問23)へ