2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)後期
問34 (4 問34)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)後期 問34(4 問34) (訂正依頼・報告はこちら)

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 汚物用水中モーターポンプは、点検や引上げに支障がないように、点検用マンホールの真下近くに設置する。
  • 送風機やポンプの防振基礎に取り付ける防振材は、機器の固有振動数、回転数、荷重等を考慮して選定する。
  • 壁掛け小便器を軽量鉄骨ボード壁に取り付ける場合、小便器のバックハンガーは、下地材を避けて仕上げボードにビス止めする。
  • 冷却塔を屋上に設置する場合の設置位置は、煙突からの煙を吸い込まないように、煙突頂部から離れた位置とする。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は3

問題.3 壁掛け小便器を軽量鉄骨ボード壁に取り付ける場合、小便器のバックハンガーは、下地材を避けて仕上げボードにビス止めする。⇒下地材を避けては誤りで、必ず下地材を打って、仕上げボードにビス止めするが正しい。

問題.1 設問は正しい。

問題.2 設問は正しい。
問題.4 設問は正しい。

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02

機器の据付けに関する問題です。

選択肢1. 汚物用水中モーターポンプは、点検や引上げに支障がないように、点検用マンホールの真下近くに設置する。

問題文の内容通りです

 

汚物用水中モーターポンプの据付け位置は、排水流入口から離れた場所で、点検や引き上げに支障のない所とします。

ポンプケーシングの外側と底部は、ピットの壁や底面よりそれぞれ 200 mm程度の間隔を取ります。

選択肢2. 送風機やポンプの防振基礎に取り付ける防振材は、機器の固有振動数、回転数、荷重等を考慮して選定する。

問題文の内容通りです

 

ポンプの据付けは、周囲の状況によって、振動対策が必要なときは防振基礎とし、地震による横ずれ防止には、ストッパーを設けます。

防振材は、機器の回転数・運転荷重を考慮し、振動絶縁効率が良くて騒音絶縁性のあり、共振時に振幅が小さく耐久性のある材料を使用します。

選択肢3. 壁掛け小便器を軽量鉄骨ボード壁に取り付ける場合、小便器のバックハンガーは、下地材を避けて仕上げボードにビス止めする。

壁掛け小便器を軽量鉄骨ボード壁に取り付ける場合、小便器のバックハンガーは、下地材を通すように仕上げボードにビス止めする

 

壁掛け小便器を軽量鉄骨ボード壁に取付けるときは、鉄板かアングル加工材をあらかじめ取付けて、所定の位置と高さにバックハンガーと仕上げボードを取付け、取付け用ビスまたはAYボルトで固定します。

選択肢4. 冷却塔を屋上に設置する場合の設置位置は、煙突からの煙を吸い込まないように、煙突頂部から離れた位置とする。

問題文の内容通りです

 

冷却塔は、建物の屋上に設置することが多く、煙突や空調や換気設備の吸排気口からできるだけ離れた、空気の流通の良い所に設置します。

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