2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)後期
問33 (4 問33)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)後期 問33(4 問33) (訂正依頼・報告はこちら)

建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃度が 15 % 以上であることを確認する。
  • 既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃度のほか、硫化水素濃度も確認する。
  • ツールボックスミーティングでは、当該作業における安全等について、短時間の話し合いが行われる。
  • ツールボックスミーティングは、作業開始前だけでなく、必要に応じて、昼食後の作業再開時や作業切替え時に行われることもある。

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この過去問の解説 (2件)

01

正解は1

問題.1 既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃 度が 15 % 以上であることを確認する。
⇒酸素濃度が15%以上が誤りで、18%以上が正しい。
この問題は、確実に回答してもらいたい問題です。

問題.2 設問は正しい。
補足として、酸欠なら、酸素18%以下及び、硫化水素10ppm以上ならば、作業できない事も覚えておきましょう。
問題.3 設問は正しい。
問題.4 設問は正しい。

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02

建設工事における安全管理に関する問題です。

選択肢1. 既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃度が 15 % 以上であることを確認する。

既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃度が 18 % 以上であることを確認する

 

「酸素欠乏症等防止規則第3条(作業環境測定等)」

【 令に掲げる作業場では、その日の作業を開始する前に、作業場の空気中の酸素(第二種酸素欠乏危険作業の作業場では、酸素と硫化水素)濃度を測定します。 】

 

「酸素欠乏症等防止規則第2条(定義)」

【 第1号:酸素欠乏とは、空気中の酸素の濃度が 18%未満である状態を言います。

第4号:硫化水素中毒とは、硫化水素の濃度が 10/100万分 を超える状態を言います。 】

選択肢2. 既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃度のほか、硫化水素濃度も確認する。

問題文の内容通りです

 

酸素欠乏症等防止規則第3条(作業環境測定等)」

【 令に掲げる作業場では、その日の作業を開始する前に、第二種酸素欠乏危険作業の作業場では、酸素と硫化水素濃度を測定します。 】

 

「労働安全衛生法施行令別表第6(酸素欠乏危険場所)」第二種酸素欠乏危険作業場

【 ケーブル・ガス管・地下敷設物収容の暗きよ・マンホール・ピツト内部

雨水・河川流水・湧ゆう水の滞留・滞留した槽・暗きよ・マンホール・ピツト内部

選択肢3. ツールボックスミーティングでは、当該作業における安全等について、短時間の話し合いが行われる。

問題文の内容通りです

 

ツールボックスミーティングは、作業開始前に、集合した仕事関係者が、安全作業について話し合う安全活動です。

選択肢4. ツールボックスミーティングは、作業開始前だけでなく、必要に応じて、昼食後の作業再開時や作業切替え時に行われることもある。

問題文の内容通りです

 

作業開始前と異なる作業や、作業環境が変わるときには、随時、安全と安全対策について話し合いが持たれます。

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