2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)後期
問32 (4 問32)
問題文
品質を確認するための検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)後期 問32(4 問32) (訂正依頼・報告はこちら)
品質を確認するための検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- コンクリートの圧縮強度は、抜取検査で確認する。
- 埋設排水配管の勾配は、抜取検査で確認する。
- 抜取検査は、全数検査と比較して、検査費用が安くなる。
- 抜取検査では、ロットとして、合格、不合格が判定される。
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この過去問の解説 (2件)
01
問題.2 埋設排水配管の勾配は、抜取検査で確認する。⇒抜取検査が誤りであり、全数検査が正しい。
解説として、埋設排水管の勾配確認は全数検査しなければならない。不適正な勾配があると排水されなくなるおそれがあるからと理解してください。
問題.1 設問は正しい。
問題.3 設問は正しい。
問題.4 設問は正しい。
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02
品質を確認するための検査に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
抜取検査が必要な場合は、以下のようなときです。
1) 破壊検査が必要な場合
製品を破壊しないと検査が成り立たない場合、試験によって商品価値がなくなる場合、などの場合は、全数検査はできないため、製品検査は、抜取検査で行います。
2) 連続体やカサモノの場合
連続体やカサモノは、全てを対象に検査することはできないため、または可能であっても非常大きな手間とコストがかかり、現実的ではないため、抜取検査を行います。
例としては、セメント、油、電線などです。
誤
埋設排水配管の勾配は、全数検査で確認する。
全数検査が必要な場合を挙げると以下のものがあります。
1) 検査費用に比べ、得られる効果が大きいとき。
1-1) 機材
大型機器、防災機器、新機種、取外しが難しい機器
1-2) 施工
圧力試験、進展調整、隠ぺい部分(天井、床下、埋設排水管の勾配)
正
問題文の内容通りです。
抜取検査は、全数検査に比べ、検査数が少ないため、検査時間が短い・検査員数が少ないなどから、検査費用が安くなります。
正
問題文の内容通りです。
抜取検査は、ロット単位で検査処理を行い、ロットの中で決められた数に検査不合格があれば、ロット全体が不合格と見なし処理します。
ロットの合格は、その逆で、検査品に不合格があったとしても、規定数に不合格が認められなければ、ロット全体が合格と見なします。
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