2級管工事施工管理技士 過去問
令和元年度(2019年)後期
問44 (5 問44)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和元年度(2019年)後期 問44(5 問44) (訂正依頼・報告はこちら)

労働条件に関する記述のうち、「労働基準法」上、誤っているものはどれか。
ただし、労働組合との協定等又は法令若しくは労働協約に別の定めがある場合等を除く。
  • 労働者が業務上負傷し、労働することができないために賃金を受けない場合において、使用者は、平均賃金の 30/100 の休業補償を行わなければならない。
  • 使用者は、労働者に、休憩時間を除き 1 日について 8 時間を超えて労働させてはならない。
  • 使用者から明示された労働条件が事実と相違する場合、労働者は、即時に労働契約を解除することができる。
  • 賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。

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この過去問の解説 (2件)

01

①誤 第3章第26条において
   「使用者の責に帰すべき事由による休業の場合、
   使用者は休業期間中、当該労働者にその賃金の60/100以上の
   手当てを支払わなければならない」
   と定められています。

②正 第4章第32条の2で
   設問のとおり定められています。

③正 第2章第15条の2で
   設問のとおり定められています。

④正 第3章第24条で
   設問のとおり定められています。

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02

「労働基準法」上の、労働条件に関する問題です。

選択肢1. 労働者が業務上負傷し、労働することができないために賃金を受けない場合において、使用者は、平均賃金の 30/100 の休業補償を行わなければならない。

労働者が業務上負傷し、労働することができないために賃金を受けない場合において、使用者は、平均賃金の 60/100 の休業補償を行わなければならない

 

「労働基準法施行規則第38条」

【 労働者が業務上、負傷したか又は疾病にかかったため、所定労働時間の一部分だけ労働したときには、平均賃金と労働に対して支払われる賃金との差額の 60/100の額を休業補償として支払います。 】

選択肢2. 使用者は、労働者に、休憩時間を除き 1 日について 8 時間を超えて労働させてはならない。

問題文の内容通りです

 

「労働基準法第32条(労働時間)」

【 1) 使用者は、労働者に、休憩時間を除き1週間に 40時間を超えて、労働させられません。

2) 使用者は、1週間の各日に、労働者に、休憩時間を除き1日に8時間を超えて、労働させられません。 】

選択肢3. 使用者から明示された労働条件が事実と相違する場合、労働者は、即時に労働契約を解除することができる。

問題文の内容通りです

 

「労働基準法第15条(労働条件の明示)」

【 第1号:使用者は労働契約の締結では、労働者に対して賃金・労働時間・他の労働条件を明示します。このとき、賃金と労働時間や他の省令で定めることは、省令での方法で明示します。

第2号:明示された労働条件が、事実と相違するときは、即時に労働契約を解除することができます。 】

選択肢4. 賃金は、通貨で、直接労働者に、その全額を支払わなければならない。

問題文の内容通りです

 

「労働基準法第24条(賃金の支払)」

【 第1号:賃金は、通貨で、直接労働者に、全額を支払います

法令や労働協約で別に定められた場合、または省令で定める賃金を確実に支払う省令での定めの方法では、通貨以外で支払うか、労働組合と書面で協定があれば、賃金の一部を控除して支払えます。

第2号:賃金は、毎月1回以上、一定の期日内に支払います。臨時に支払われる賃金や賞与や省令で定める臨時賃金は、該当しません。 】

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