2級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問5 (1 問5)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級管工事施工管理技士試験 令和2年度(2020年) 問5(1 問5) (訂正依頼・報告はこちら)

電気設備における「保護装置等」と「主な目的」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
  • 接地工事 ――――― 感電防止
  • 配線用遮断器 ――― 短絡保護
  • 漏電遮断器 ―――― 地絡保護
  • サーマルリレー ―― 力率改善

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (2件)

01

①正 接地 = アースのことを指します。
   感電・漏電防止及び保護装置を正常に動作させるためのものです。

②正 配線用遮断器 = ノーヒューズブレーカー
   (MCCB:Molded Case Circuit Breaker)
   過負荷や短絡による異常な過電流による

   負荷回路や電線の損傷から1次側を保護するのに用います。

③正 漏電遮断器 = 漏電ブレーカー
   (Earth Leakage Circuit Breaker : ELCB)
   地絡による感電防止のために設けられます。

④誤 サーマルリレー(Thermal Relay) = 熱動継電器
   過電流によるバイメタルの過熱で動作し、
   通電を遮断することで焼損から保護します。

参考になった数75

02

電気設備の「保護装置等」と「主な目的」の組合せに関する問題です。

選択肢1. 接地工事 ――――― 感電防止

問題文の組み合わせ通りです

 

「電気設備に関する技術基準を定める省令第10条(電気設備の接地)」

【 電気設備の必要箇所には、異常時の電位上昇・高電圧侵入等による感電・火災・他人体に危害・物件損傷を与えないように、接地などの適切な措置を講じます。 】

選択肢2. 配線用遮断器 ――― 短絡保護

問題文の組み合わせ通りです

 

電動機の過負荷保護装置の構成の例として、電磁開閉器にサーマルリレーが取り付けられ、過負荷保護を行い、短絡保護は配線用遮断器か限定ヒューズで行います。

選択肢3. 漏電遮断器 ―――― 地絡保護

問題文の組み合わせ通りです

 

「電技解釈第36条(地絡遮断装置の施設)」

【 金属製外箱があり使用電圧60Vを超える低圧機械器具に接続する電路には、電路に地絡を生じたときに自動的に電路を遮断する装置(漏電遮断器)を施設します。 】

選択肢4. サーマルリレー ―― 力率改善

進相コンデンサ― ―― 力率改善

 

定格状態での運転時欠相は、サーマルリレーなどの過負荷保護装置で保護されますが、軽負荷時の欠相は、専用の2Eサーマルリレーで保護します。

 

電路に設けたコイルの影響で、電圧に対し電流が遅れる位相差が生じ、力率が悪くなります。

その改善には、回路に進相コンデンサ―を設置します。

参考になった数0