2級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問6 (1 問6)
問題文
鉄筋コンクリート造の建築物の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和2年度(2020年) 問6(1 問6) (訂正依頼・報告はこちら)
鉄筋コンクリート造の建築物の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 夏期の打込み後のコンクリートは、急激な乾燥を防ぐために散水による湿潤養生を行う。
- 型枠の存置期間は、セメントの種類や平均気温によって変わる。
- スランプ値が小さいほど、コンクリートの流動性が高くなる。
- 水セメント比が大きくなると、コンクリートの圧縮強度が小さくなる。
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この過去問の解説 (2件)
01
②正 平均気温が低いとコンクリートの硬化が遅くなります。
型枠の解体はコンクリートの圧縮強度が5N/m㎡に
達するまで残置します。
③誤 スランプ値が大きくなると、
コンクリートが流動しやすくなります。
④正 水セメント比が大きくなるとコンクリート圧縮強度は小さく
なるので、水セメント比は、施工可能な範囲で
できる限り小さくします。
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02
鉄筋コンクリート造の建築物の施工に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
コンクリート打込み後の養生は、次のことを行います。
1) 急激な水分発散や日射による温度上昇を防ぐため、コンクリート表面に散水を行って、常に湿潤を保つようにします。
2) 湿潤養生の開始時期は、コンクリート上面では、ブリーディング水が消失した時点で、せき板に接する面では、脱型直後とします。
3) 湿潤養生終了後は、コンクリートが急激に乾燥しないように、適切な措置を講じます。
4) 直射日光や風雨からコンクリート露出面を保護します。
正
問題文の内容通りです。
1) 型枠の取外しは、型枠の最小存置期間の経過後に行います。
2) 型枠の最小存置期間は、セメントの種類と在置期間中の平均気温から、コンクリートの材齢又はコンクリートの圧縮強度により定めます。
誤
スランプ値が大きいほど、コンクリートの流動性が高くなる。
スランプはコンクリートの軟らかさの程度を示す指標で、コンクリート打込みの施工性から決められます。
スランプコーンを引き上げた直後のコンクリート頂部の下がりを cm で表し、スランプ値が大きいほど高い流動性のコンクリートで、ワーカビリティが良くなります。
正
問題文の内容通りです。
フレッシュコンクリート(生コン)に含まれるセメントと水を混ぜたものの中の、セメントに対する水の割合が、小さくなるとコンクリート強度が高くなります。
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