2級管工事施工管理技士 過去問
令和2年度(2020年)
問40 (4 問40)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和2年度(2020年) 問40(4 問40) (訂正依頼・報告はこちら)

塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 塗装場所の気温が5℃以下の場合、原則として、塗装は行わない。
  • 下塗り塗料としては、一般的に、さび止めペイントが使用される。
  • 塗料の調合は、原則として、工事現場で行う。
  • 製作工場でさび止め塗装された機材の現場でのさび止め補修は、塗装のはく離した部分のみとしてよい。

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この過去問の解説 (2件)

01

①正 塗装を行うべきではない環境は、
   ・気温が5℃以下、
   ・湿度が85%以上、
   ・換気が不十分な環境
   です。

②正 設問のとおりです。

③誤 品質を安定させるために、塗料の調合は、
   原則として、工場で行います。

④正 設問のとおりです。

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02

塗装に関する問題です。

選択肢1. 塗装場所の気温が5℃以下の場合、原則として、塗装は行わない。

問題文内容通りです

 

塗装場所の気温が 5 ℃以下、湿度 85 %以上、換気が不十分で乾燥し難い場所、以上のような条件下では、塗装は行いません。

やむを得ず塗装を行うときは、採暖や換気などの養生をおこなってから、塗装を行います。

選択肢2. 下塗り塗料としては、一般的に、さび止めペイントが使用される。

問題文内容通りです

 

塗装箇所の塗料と塗り回数の一部を例として、次の表に示します。

設備区分塗装箇所

塗料

種別

塗り回数備考
機材状態下塗り中塗り上塗り 
共通

支持金物

架台

露出

合成樹脂調合

アルミニウム

ペイント

21

下塗りは、

さび止め

ペイント

隠ぺい 2 
タンク類外面

合成樹脂調合

ペイント

21

下塗りは、

さび止め

ペイント

鋼管・

継手(黒管)

露出

合成樹脂調合

ペイント

21

下塗りは、

さび止め

ペイント

隠ぺい

錆び止め

ペイント

2 

選択肢3. 塗料の調合は、原則として、工事現場で行う。

塗料の調合は、原則として、製造所で行う

 

塗装は、製造所で調合された塗料を、そのまま使用します。

選択肢4. 製作工場でさび止め塗装された機材の現場でのさび止め補修は、塗装のはく離した部分のみとしてよい。

問題文内容通りです

 

錆び止めペイントを施す面で、製作工場で浸漬などで塗装された機材は、搬入や溶接などで塗装がはく離した部分は、補修するだけで、錆び止めを省略することができます。

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