2級管工事施工管理技士の過去問
令和2年度(2020年)
4 問41
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問題
2級 管工事施工管理技術検定試験 令和2年度(2020年) 4 問41 (訂正依頼・報告はこちら)
試運転調整に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 高置タンク方式の給水設備における残留塩素の測定は、高置タンクに最も近い水栓で行う。
- 多翼形送風機の試運転では、軸受け温度を測定し、周囲の空気との温度差を確認する。
- マルチパッケージ形空気調和機の試運転では、運転前に、屋外機と屋内機の間の電気配線及び冷媒配管の接続について確認する。
- 屋外騒音の測定は、冷却塔等の騒音の発生源となる機器を運転して、敷地境界線上で行う。
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この過去問の解説 (2件)
01
試運転調整に関して該当しないものを選択する問題です。
1.高置タンク方式の給水設備における残留塩素の測定は、
高置タンクから最も遠い水栓末端で行います。
残留塩素は水の殺菌消毒として必要です。
最遠の水栓末端箇所で塩素が確認ができれば、
他の水栓箇所でも残留塩素があるということになります。
2.多翼形送風機の試運転は、
規定の温度になっているかを把握するため、
軸受温度を測定、周囲の空気との温度差を確認します。
3.マルチパッケージ形空気調和機の試運転は、
正常な値が出なくなることを防ぐため、
運転前に屋外・屋内機間の電気配線・冷媒配管の接続を確認してから行うようにします。
4.屋外騒音は、
騒音の発生源となる機器を運転し、
敷地境界線上で測定します。
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02
残留塩素濃度の測定は、末端水栓で行う必要があります。
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