2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)前期
問10 (2 問10)

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問題

2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)前期 問10(2 問10) (訂正依頼・報告はこちら)

空気清浄装置の記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ろ材の特性の一つとして、粉じん保持容量が小さいことが求められる。
  • 自動巻取形は、タイマー又は前後の差圧スイッチにより自動的に巻取りが行われる。
  • 静電式は、比較的微細な粉じん用に使用される。
  • 圧力損失は、上流側と下流側の圧力差で、初期値と最終値がある。

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この過去問の解説 (2件)

01

空気清浄装置において該当しないものを選択する問題です。

1.粉じん保持容量とは、

 フィルター使用可能期間で取りきることのできる粉じん量のことです。

 ろ材において、粉じん保持容量が大きいことが求められます。 

2.自動巻取形は、

 タイマー式や差圧式が存在し、

 自動的にろ材を巻取り、新しいろ材に更新します。

3.静電式とは、

 比較的微細なほこりを静電気を利用し集塵する方法のことです。

4.圧力損失は、

 空気清浄装置の上流側と下流側との全圧差のことを言います。 

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02

空気清浄装置に関する問題です。

選択肢1. ろ材の特性の一つとして、粉じん保持容量が小さいことが求められる。

ろ材の特性の一つとして、粉じん保持容量が大きいことが求められる

 

粉じん保持容量は、設置した持ちに、どのくらいまで使用できるかを示す値です。

空気浄化装置の使用限界までの保持できる粉じん質量で、[kg/m2]か[kg/個]が単位です。

選択肢2. 自動巻取形は、タイマー又は前後の差圧スイッチにより自動的に巻取りが行われる。

問題文内容通りです

 

自動巻取形は、ロール状に巻いたろ材を、タイマーかろ材前後の差圧で、電動によって自動的に移動させて別のロールに巻き取り、長時間の使用を可能としています。

選択肢3. 静電式は、比較的微細な粉じん用に使用される。

問題文内容通りです

 

静電式は、高圧電界による荷電と吸引付着力で、粉じんを除去する方式で、微細な粉塵に適用されます。

選択肢4. 圧力損失は、上流側と下流側の圧力差で、初期値と最終値がある。

問題文内容通りです

 

空気浄化装置の性能を表し下の1つの圧力損失は、空気浄化装置を空気が通過するときの抵抗で、空気浄化装置の上流側と下流側の全厚さで表し、[Pa]を単位とします。

圧力損失の方式の比較としての表し方は、初期値と酸周知の概略値を示します。

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