2級管工事施工管理技士 過去問
令和3年度(2021年)前期
問25 (3 問25)
問題文
設備機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和3年度(2021年)前期 問25(3 問25) (訂正依頼・報告はこちら)
設備機器に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 遠心ポンプでは、一般的に、吐出量が増加したときは全揚程も増加する。
- 飲料用受水タンクには、鋼板製、ステンレス製、プラスチック製及び木製のものがある。
- 軸流送風機は、構造的に小型で低圧力、大風量に適した送風機である。
- 吸収冷温水機は、ボイラーと冷凍機の両方を設置する場合に比べ、設置面積が小さい。
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この過去問の解説 (2件)
01
設備機器に関して該当しないものを選択する問題です。
1.遠心ポンプは、
吐出量増加とともに全揚程は減少します。
2.飲料用受水タンクには
・鋼板製
・ステンレス製
・プラスチック製
・木製
があります。
3.軸流送風機は、
小型で大風量を送風できるため、
設置場所の選択幅が広いことが特徴です。
4.吸収冷温水機は、
ボイラー・冷凍機両方を設置するよりも設置面積が少なくなります。
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02
設備機器に関する問題です。
誤
遠心ポンプでは、一般的に、吐出量が増加したときは全揚程は減少する。
遠心ポンプに対して、ポンプの特性曲線を描いたものが、下図です。
横軸に吐出量、縦軸に各種特性を描いています。
図から、吐出量と揚程の関係は、吐出量増加に対し、揚程は減少しています。
正
問題文の内容通りです。
受水タンク、高置タンクの材質には、鋼板製、ステンレス鋼板製、プラスチック製(FRP製)、木製などが有ります。
それぞれの材質には特色があり、使用目的や使用場所などに応じて、選定する必要があります。
正
問題文の内容通りです。
軸流送風機は、ケーシングや案内羽根の有無に応じて、3種類があります。
軸流送風機は、小型・低出力・大風量を扱うのに適していて、構造的に高速回転が可能なため、全体的に小さい形状でよく、設置スペースが小さいというメリットがあります。
しかし、同一圧力を出すために、遠心送風機に比べ、約2倍の羽根車周速を要して大きな騒音発生というデメリットもあります。
正
問題文の内容通りです。
直焚き吸収冷温水機は、二重効用吸収冷凍機の加熱源を、蒸気や高温水に変えて、灯油や重油で燃焼・加熱する方式です。
この吸収冷温水機は、冷水と温水を別々に又は同時に取り出せるために、ボイラーと冷凍機を別々に設置するより設置面積が小さくて済みます。
また、高温再生器内の圧力が大気圧以下であるため、ボイラー関連の適用を受けません。
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