2級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)前期
2 問4

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 2 問4 (訂正依頼・報告はこちら)

空気清浄装置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • ロール状ろ材を自動的に巻き取る自動更新方式は、一般空調用に使用される。
  • HEPAフィルターは、クリーンルームなどで最終段フィルターとして使用される。
  • 活性炭などを使用した化学吸着式は、粉じんの除去に使用される。
  • 静電式は、一般空調用に使用される。

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この過去問の解説 (1件)

01

空気清浄機は目に見えない粉塵やガスを補修し、清浄な空気を排出する高性能な機器です。そのため、フィルターの交換などのメンテナンスが非常に重要となりますが、近年は自動的に交換できるなどの様々な工夫が施されています。

選択肢1. ロール状ろ材を自動的に巻き取る自動更新方式は、一般空調用に使用される。

時間設定で自動更新を行うことで、メンテナンスの間隔が広くなり、清浄な空気を排出し続けることができます。

選択肢2. HEPAフィルターは、クリーンルームなどで最終段フィルターとして使用される。

HEPAフィルターは高性能な空気清浄機に使用されます。ガラス繊維でできたフィルター内を通過することで、物理的に粉塵を捕集することができる仕組みとなっています。

選択肢3. 活性炭などを使用した化学吸着式は、粉じんの除去に使用される。

適当ではありません

活性炭は冷蔵庫や玄関の下駄箱での消臭剤などにも使用され、活性炭の空隙に粉塵(ふんじん)ではなく臭気、ガスの吸着を行います

選択肢4. 静電式は、一般空調用に使用される。

静電式の空気清浄機の仕組みとして、機械内に保持する電極間で高圧放電を行うことで、空気中の粉塵をプラスに帯電させます。そして、プラスに帯電した微細な粉塵は空気清浄機内のマイナスに帯電させたフィルターと吸着させます

まとめ

粉塵とガスは異なる物質ですので、間違えないように覚えておきましょう。

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