2級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)前期
2 問8
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問題
2級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 2 問8 (訂正依頼・報告はこちら)
図に示すような室を換気扇で換気する場合、給気口の寸法として、適当なものはどれか。
ただし、換気扇の風量は720m3/h、給気口の有効開口面風速は2m/s、給気口の有効開口率は30%とする。
ただし、換気扇の風量は720m3/h、給気口の有効開口面風速は2m/s、給気口の有効開口率は30%とする。
- 600mm × 400mm
- 700mm × 400mm
- 700mm × 500mm
- 800mm × 600mm
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この過去問の解説 (1件)
01
この問題では、以下の式を覚えておくことが必要です。
給気口の寸法 = 給気口の開口面積
= (換気扇の風量) / (3600 × 給気口の有効開口面風速 × 給気口の有効開口率)
冒頭の式より、開口面積は0.33㎡となります。
この選択肢では
0.6 × 0.4 = 0.24㎡
となり開口面積より小さいため適していません。
冒頭の式より、開口面積は0.33㎡となります。
この選択肢では
0.7 × 0.4 = 0.28㎡
となり開口面積より小さいため適していません。
適当です。
冒頭の式 = 720 / (3600×2×0.3)
=1/3 ≒ 0.33㎡
尚、適切な給気口の寸法は、開口面積より大きく、その中で最小寸法ですので、この選択肢では0.35㎡となるこちらが最も適しています。
冒頭の式より、開口面積は0.33㎡となります。
開口面積より大きいですが、他の選択肢により小さな寸法のものがありますので、この選択肢では大きすぎます。
冒頭の式を覚えておくことで、応用として既設の設備の開口寸法より風速や有効開口率なども導き出し、設備の交換を行うこともできます。ただし、近隣環境の変化により条件が変わることもありますので、その時は変更後の条件に適した換気量を確保できる設備に更新していきましょう。
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