2級管工事施工管理技士の過去問
令和4年度(2022年)前期
5 問3

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)前期 5 問3 (訂正依頼・報告はこちら)

建築物に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
  • 建築基準法は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めている。
  • 建築物に設ける避雷針は、建築設備である。
  • 熱源機器の過半を更新する工事は、大規模の修繕である。
  • コンクリートとガラスは、いずれも耐水材料である。

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この過去問の解説 (1件)

01

建築基準法について、建築物は様々な法律を遵守した上で作られています(建築基準法、建設業法、安全衛生基準法、消防法、騒音規制法、振動規制法、廃棄物処理法など)。

身の回りの建築設備や壁、窓、天井について改めて考えてみるのもいいと思います。

選択肢1. 建築基準法は、建築物の敷地、構造、設備及び用途に関する最低の基準を定めている。

建築基準法は、建築をするうえで最も基礎の部分であり、最低の基準を定めています。構造物を建築しようとする場合は、まず建築基準法を遵守しましょう。

選択肢2. 建築物に設ける避雷針は、建築設備である。

建築設備は避雷針のほかに、電気や冷暖房、消火施設や排煙施設、給排水施設などが該当します。

選択肢3. 熱源機器の過半を更新する工事は、大規模の修繕である。

大規模の修繕ではありません

大規模の修繕に関わるものは、建築物の主要構造部を指し、柱や屋根、壁などの過半を更新する工事が該当しますが、熱源機器は主要構造部でないため、大規模の修繕とはいいません。

選択肢4. コンクリートとガラスは、いずれも耐水材料である。

コンクリートとガラスはともに水にかかっても材質が劣化しないため、耐水材料であるといえます。他にも石材、アスファルト、陶磁器が該当します。

まとめ

大規模の修繕は建築工事においても重要な語句となるので、主要構造部とセットで覚えておきましょう。

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