2級管工事施工管理技士 過去問
令和4年度(2022年)後期
問14 (2 問8)
問題文
換気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級 管工事施工管理技術検定試験 令和4年度(2022年)後期 問14(2 問8) (訂正依頼・報告はこちら)
換気に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 第二種機械換気方式は、建具等からの室への空気の侵入を抑制できる。
- 局所換気は、汚染物質を汚染源の近くで補そく・処理するため、周辺の室内環境を衛生的かつ安全に保つうえで有効である。
- 温度差を利用する自然換気方式では、換気対象室のなるべく高い位置に給気口を設ける。
- 外気を導入し居室の換気を行う場合は、外気の二酸化炭素濃度も考慮する。
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この過去問の解説 (2件)
01
換気に関して、目的や用途に応じて自然換気か強制給排気かにわかれます。
建築基準法や建築衛生管理基準などの法令に従い、開口部の面積や機械ファンの取付が異なりますので注意しましょう。
第2種機械換気方式は、給気用の機械を配置し、室内を正圧の保つための換気方式です。
そのため、室外へ空気が出ていくため、建具からの空気の侵入を抑制できます。
用途としては室内を清潔に保つクリーンルームや、手術室などに適用されます。
局所換気があれば、有害物質が発生してもすぐにキャッチすることができるため、室内に蔓延するのを防ぐことができます。局所排気の例として、実験室に使用される排気フードや、焼肉店の天井部に設置されている排気フードが該当します。
適当ではありません。
温度差を利用する換気方式を利用する場合は、低温の気体は下降し、高温の気体は上昇する性質と、低温から高温の気体へ移動する性質を利用し、低温の気体が入るように給気口はなるべく低い位置に設ける必要があります。
換気量の基準は、建築物環境衛生管理基準により定められ、外気の二酸化炭素濃度を基準値としています。近年の外気の二酸化炭素濃度は増加傾向にあり400ppmとされていますが、1000ppmを超えると倦怠感(けんたいかん)や頭痛などの症状がでてきます。
外気の二酸化炭素濃度に応じて居室の換気量の確保が必要となり、条件を満たさなくなると自然換気ではなく機械換気を取り入れるなど見直しが必要となります。
第1種から第3種までの換気方式については過去にも多く出題されていますので、クリーンルームは正圧なので第2種、トイレは負圧なので第3種などセットで覚えておくと他に適用できるでしょう。
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02
換気に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
第二種機械換気方式は、給気側だけに送風機を設け室内を正圧に保って、室内が正圧になった分だけ排気する方式です。
建具等からの室への空気の侵入により正圧が普通より大きくなれば、その分、排気口から逃がします。
正
問題文の内容通りです。
局所換気は、室内の空気汚染発生源が局所的に限定されるときに、汚染物質の種類や有害性の度合い、飛散する方向や室内作業の状態や目的に応じて行う換気です。
局所換気では、排気に伴って供給される空気の質や量、給気経路を注意します。
局所換気には、排気フードを設置してフードから室内空気を排気する方式と、エアカーテンで、外気と室内空気流を遮断する方法があります。
誤
温度差を利用する自然換気方式では、換気対象室の天井の高さの1/2以下の高さの位置に給気口を設ける。
自然換気設備は、給気口と排気口があって、温度差で生じる密度差による浮力で室内の空気を屋外に排出します。
自然換気設備については、建築基準法施行令第129条の2の5で構造が決められています。
【 1) 換気上有効な給気口と排気筒を有します。
2) 給気口は、居室の天井の高さの 1/2 以下の高さに設け、常時外気開放とします。
3) 排気口は、給気口より高い位置に設け、常時開放構造とし、排気筒の立上り部分に直結します。
4) 排気筒は、排気上有効な立上り部分を持ち、頂部は外気の流れで排気が妨げられないようにし、直接外気に開放します。
5) 排気筒には、頂部と排気口を除いて、開口部は設けません。
6) 給気口と排気口と排気筒頂部には、雨水の浸入やねずみ・虫・ほこりなど衛生上有害物の侵入防止設備を設けます。 】
正
問題文の内容通りです。
汚染源が室内にあるときの必要換気量 Vは、次の式で求めます。
V=M/(Ci-Co)
M:室内のCO2発生量、Ci:室内のCO2設計基準値、Co:取り入れ外気CO2濃度
上式のように、取り入れ外気CO2濃度が、必要換気量計算には必要です。
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