2級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)前期
問1 (1 問1)

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 問1(1 問1) (訂正依頼・報告はこちら)

次の指標のうち、空気環境と関係のないものはどれか。
  • 平均放射温度
  • 予想平均申告(PMV)
  • 浮遊物質(SS)
  • 不快指数

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この過去問の解説 (1件)

01

空気環境に関係する指標に関する問題です。

選択肢1. 平均放射温度

空気環境指標です

 

放射温度は、在室者が周囲の環境と放射熱交換を行うのと同量の放射熱交換を行う、均一温度の仮想閉鎖空間の表面温度です。

平均放射温度は、人体と周囲との形態係数を考慮したもので、周囲全体の方向から受ける熱放射を、平均化した温度表示です。例えば、周囲の壁・床・天井の表面温度を平均した温度を、体感温度として指標化できます。

選択肢2. 予想平均申告(PMV)

空気環境指標です

 

予想平均申告(PMV)は、人体と環境との熱交換量から、熱的中立温度を予測し、人体の温冷感を数値で表した指標です。

代謝量・衣服の熱交換・放射熱・気温・湿度・風速の6要因を、快適方程式に代入して求めます。

選択肢3. 浮遊物質(SS)

空気環境指標ではありません。水環境指標です。

 

SSは、粒径2mm以下の水に溶けない懸濁性物質です。

水の汚濁度[単位mg/L]を視覚的に判断する指標です。

選択肢4. 不快指数

空気環境指標です

 

不快指数は、蒸し暑さを表す指標です。

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