2級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)前期
問5 (1 問5)
問題文
電気設備に関する「機器又は方式」と「特徴」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。
問題
2級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 問5(1 問5) (訂正依頼・報告はこちら)
電気設備に関する「機器又は方式」と「特徴」の組合せのうち、適当でないものはどれか。
- 全電圧始動方式 ―――――― 始動時のトルクを制御できる
- 3Eリレー ――――――――― 回路の反相を保護できる
- 進相コンデンサ ―――――― 回路の力率を改善できる
- スターデルタ始動方式 ――― 始動時の電流を抑制できる
正解!素晴らしいです
残念...
この過去問の解説 (1件)
01
電気設備に関する「機器又は方式」と「特徴」の組合せの問題です。
誤
全電圧始動方式 ―――――― 始動時のトルクは制御できない
全電圧始動方式は全電圧直入始動方式とも言い、電動機の巻線に、全電圧を最初から印加して、始動する方式です。
始動時の大きなトルクがかかり、始動時間を短くできます。始動時は、始動電流が定格電流の5~7倍かかり、トルクは前負荷トルクの1.5倍程度です。
始動電流が大きいため、異常電圧降下や負荷への大きな負担を掛けるなどの欠点があり、電流負荷が許容できるモーターで使用されます。
正
問題文の内容通り、正しい組み合わせです。
3Eリレーは、過負荷欠相逆相運転防止継電器で、過負荷欠相防止機能の他、欠相検出の要素を組み込んだリレーです。
正
問題文の内容通り、正しい組み合わせです。
交流電源電動機にはコイルが内蔵され、コイルの影響で電圧に対して電流が遅れる位相差を発生して力率が悪くなるのを改善するのが、進相コンデンサです。
正
問題文の内容通り、正しい組み合わせです。
電動機はデルタ結線で始動すると、始動時大電流が流れ、回路負荷などに大きな負担を掛けるため、始動時には始動電流と始動トルクを1/3まで軽減するスター結線で始動します。
始動後安定した運転になってから、デルタ結線に戻し、通常の運転とするのが、スターデルタ始動方式です。
参考になった数4
この解説の修正を提案する
前の問題(問4)へ
令和5年度(2023年)前期 問題一覧
次の問題(問6)へ