2級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)前期
問12 (2 問6)

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)前期 問12(2 問6) (訂正依頼・報告はこちら)

吸収冷温水機に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 冷房時にもガスや油をバーナーで燃焼させる必要がある。
  • 圧縮式冷凍機に比べて機器の立上がり時間が短い。
  • 機内を大気圧以下に保つ必要がある。
  • 吸収液には臭化リチウムが用いられる。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (1件)

01

吸収冷温水機に関する問題です。

選択肢1. 冷房時にもガスや油をバーナーで燃焼させる必要がある。

問題文の内容通りです

 

吸収冷温水機は、吸収冷凍機と同じように、蒸発器・吸収器・再生器・凝縮器のサイクルで、冷水と温水を送り出す機器です。

直だき吸収冷凍機は、二重効用吸収冷凍機の加熱源の高圧水蒸気を、ガス・灯油・重油などで燃焼して加熱する方式です。

選択肢2. 圧縮式冷凍機に比べて機器の立上がり時間が短い。

圧縮式冷凍機に比べて機器の立上がり時間が長い

 

蒸気圧縮式冷凍機と比べると、次の特徴があります。

・法令上の運転士資格が不要です。

・低負荷時の効率が良い。

始動時間が長い

・冷却塔の容量が大きい。

機内は大気圧以下で、圧力による爆発などの危険がない。

選択肢3. 機内を大気圧以下に保つ必要がある。

問題文の内容通りです

 

前問の特徴を参照して下さい。

選択肢4. 吸収液には臭化リチウムが用いられる。

問題文の内容通りです

 

吸収剤は臭化リチウム水溶液で、腐食防止剤を添加します。

冷媒は純水とします。

参考になった数3