2級管工事施工管理技士 過去問
令和5年度(2023年)後期
問42 (5 問4)
問題文
建築物に設ける配管設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
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問題
2級 管工事施工管理技術検定試験 令和5年度(2023年)後期 問42(5 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
建築物に設ける配管設備に関する記述のうち、「建築基準法」上、誤っているものはどれか。
- 給水立て主管から各階への分岐管等主要な分岐管には、止水弁を設ける。
- 雨水排水立て管は、汚水排水管若しくは通気管と兼用してもよい。
- 飲料水の配管設備の水栓の開口部は、流し台のあふれ面との垂直距離を適当に保つ等有効な水の逆流防止のための措置を講じる。
- 排水のための配管設備の汚水に接する部分は、不浸透質の耐水材料で造る。
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この過去問の解説 (1件)
01
「建築基準法」上の、建築物に設ける配管設備に関する問題です。
正
問題文内容通りです。
「建設省告示第1597号(建築物に設ける飲料水の配管設備及び排水のための配管設備の構造方法を定める件)」
第1 第1号ロ【 給水立て主管から、各階への分岐管などの主要分岐管には、分岐点に近接した部分で、操作を容易に行える部分に、止水弁を設けます。 】
誤
雨水排水立て管は、汚水排水管若しくは通気管と兼用してはならない。
雨水排水管の注意事項
・屋内では、雨水排水管と汚水排水管は合流させません。
・雨水排水管は、通気管と連結しません。
・雨水立て管は、排水立て管および通気立て管として、兼用してはいけません。
・雨水横主管は、原則として単独で屋外の排水桝に合流させます。
・雨水排水管を合流式の配管・設備に接続する場合、トラップを設けます。
雨水排水管毎にトラップを設ける方法、雨水排水管のみを集めまとめて1箇所にトラップを設ける方法があり、いずれの方法でも構いません。
・雨水横主管や一般屋外雨水管に接続する雨水横枝管には、トラップを設けません。
(排水設備技術指針より)
正
問題文内容通りです。
「建築基準法施行令第129条の2の4(給水、排水その他の配管設備の設置及び構造)」
第2項第2号
【 水槽、流し、水を入れ受け設備に給水する飲料水の配管設備、これらの水栓の開口部は、設備のあふれ面と水栓の開口部との垂直距離を適当に保ち、有効な水の逆流防止措置を講ずる対応をします。 】
正
問題文内容通りです。
建築基準法施行令第129条の2の4(給水、排水その他の配管設備の設置及び構造)」
第3項第4号
【 建築物に設ける排水の配管設備の設置及び構造は、次の定めによります。
1) 排出すべき雨水や汚水の量、水質に応じた有効な容量、傾斜、材質とする必要性。
2) 配管設備には、排水トラップ、通気管等を設置する、など衛生上必要な措置を講じます。
3) 配管設備末端は、公共下水道、都市下水路、他の排水施設に、排水上有効に連結します。
4) 汚水に接する部分は、不浸透質の耐水材料で造ります。 】
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