2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問10 (2 問4)
問題文
空気清浄装置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
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問題
2級 管工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年)前期 問10(2 問4) (訂正依頼・報告はこちら)
空気清浄装置に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
- 自動巻取形は、ロール状に巻いたろ材を自動的に巻き取る方式のため長時間使用できる。
- 計数法とは、フィルターに捕集された粉じんの質量から捕集率を求める方法である。
- ろ過式のろ材には、天然繊維、ガラス、セラミックス等が使用されている。
- フィルターの通過速度を低く抑えるために、ろ材を折り込んだものや袋状にしたものがある。
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この過去問の解説 (1件)
01
空気清浄装置に関する問題です。
正
問題文の内容通りです。
自動巻き取り形は、ロール状にろ材を巻き、タイマーかろ材前後の差圧でにより、電動機で自動的に移動させて、熱のロールに巻き取って長時間使用できるもので、ケーシング・ろ材・ろ材自動更新機構で構成されます。
誤
計数法とは、フィルターに捕集された極微細な粉じんの数から捕集率を求める方法である。
計数法は、試験用エアロゾルか同等の材料を使い、エアフィルターの上流側と下流側のエアロゾルの粒径と個数を計測する方法で、粉塵の数がどれだけフィルターで減らせたかを評価します。フィルターにはHEPA(高性能フィルター)や電気集じん機が用いられます。
捕集効率=1-下流側の粉じんの粒子数/上流側の粉じんの粒子数
質量法は、フィルターで捕集されたやや粗大な粉塵の質量から補修率を求めます。
捕集効率=フィルターで捕集した質量/上流から流した質量
正
問題文の内容通りです。
ろ材には、天然繊維、ガラス、セラミックス、金属、高分子化合物などが使われます。
特性として以下のことが求められます。
・難燃性、不燃性である。
・少ない吸湿性。
・腐食やカビが発生しない。
・少ない空気抵抗。
正
問題文の内容通りです。
中・高性能エアフィルターは、ろ材の繊維径が細く充填密度が大きいため、圧力損失を少なくするために通過速度を低く抑えます。
その構造は、枠の内部にろ材をジグザグ状に折り込み、あるいはろ材を袋状にしたものです。
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