2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問26 (3 問3)

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年)前期 問26(3 問3) (訂正依頼・報告はこちら)

配管材料及び配管附属品に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • 配管用炭素鋼鋼管(JIS)には黒管と白管があり、白管は、黒管に溶融亜鉛めっきを施したものである。
  • 水道用ステンレス鋼鋼管(JWWA)は、1MPa以下で使用され、SUS 304とSUS 316の2種類がある。
  • 硬質ポリ塩化ビニル管(JIS)のVU管は、VP管に比べて設計圧力が低い。
  • 定水位調整弁は、汚水槽や雑排水槽の水位を一定に保つ目的で使用する。

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この過去問の解説 (1件)

01

配管材料及び配管附属品に関する問題です。

選択肢1. 配管用炭素鋼鋼管(JIS)には黒管と白管があり、白管は、黒管に溶融亜鉛めっきを施したものである。

問題文の内容通りです

 

配管用炭素鋼鋼管(SGP)は、ガス管とも呼ばれ、亜鉛めっきした白管と、メッキをしていない黒管の2種類があります。

使用圧力が低い、蒸気、水、ガス、油、空気などの流体用配管で使用されます。

選択肢2. 水道用ステンレス鋼鋼管(JWWA)は、1MPa以下で使用され、SUS 304とSUS 316の2種類がある。

問題文の内容通りです

 

ステンレス鋼管は、耐食性・耐熱性に優れ、耐久性を要する配管や高温・低温配管に使用されます。

選択肢3. 硬質ポリ塩化ビニル管(JIS)のVU管は、VP管に比べて設計圧力が低い。

問題文の内容通りです

 

硬質ポリ塩化ビニル管は、圧力によって、下表のように分類されます。

種類設計圧力試験水圧値
VP・HIVP0~1.0 MPa2.5 MPa
VM0~0.8 MPa2.0 MPa
VU0~0.6 MPa1.5 MPa

選択肢4. 定水位調整弁は、汚水槽や雑排水槽の水位を一定に保つ目的で使用する。

ボールタップは、汚水槽や雑排水槽の水位を一定に保つ目的で使用する

 

ボールタップの構造は、ボール・レバー・弁からなり、ある一定数水位に上昇すると、ボールの浮力がレバーに伝わり弁が閉じ、水位が低下すると弁が開いて給水されます。

 

低水位調整弁は、タンクへ自動的に給水する弁で、弁・メイン管・パイロット管で構成されます。

水位が低下すると、パイロット管の副弁であるボールタップや電磁弁が開いてパイロット管の圧力が低下すると、メイン弁が開いてメイン管より給水されます。

水位が一定位置まで上昇すると副弁のボールタップや電磁弁が閉まり、パイロット管の圧力が上昇し、メイン弁が閉じて給水が停止します。

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