2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)前期
問36 (4 問8)

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問題

2級 管工事施工管理技術検定試験 令和6年度(2024年)前期 問36(4 問8) (訂正依頼・報告はこちら)

保温及び塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
  • グラスウール保温材は、ポリスチレンフォーム保温材に比べて、防湿性が優れている。
  • シートタイプの合成樹脂製カバーの固定は、専用のピンを使用する。
  • 配管用炭素鋼鋼管(白)の下塗り塗料は、変性エポキシ樹脂プライマーを使用する。
  • 露出配管の上塗り塗料は、合成樹脂調合ペイント等を使用する。

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この過去問の解説 (1件)

01

保温及び塗装に関する問題です。

選択肢1. グラスウール保温材は、ポリスチレンフォーム保温材に比べて、防湿性が優れている。

グラスウール保温材は、ポリスチレンフォーム保温材に比べて、防湿性が劣っている

 

保温材料の特性は、下表のようになります。

保温材の種類使用温度上限温度特性防湿性耐炎性
低温常温高温

ロックウール

保温材

保温板・保温帯

保温筒・ブランケット

      600℃

フェルト  400℃

グラスウール

保温材

      350℃

ポリスチレン

フォーム

保温材

保温板   80℃

保温筒   70℃

◎:最良、〇:良(使用可)、△:やや不適(防湿性のある補助材などとともに使用)

選択肢2. シートタイプの合成樹脂製カバーの固定は、専用のピンを使用する。

問題文の内容通りです

 

合成樹脂を使用した難燃性の樹脂製カバーは、防炎2級に合格し、板厚は 0.3mm以上です。合成樹脂製カバー用ピンは銅合金製で、樹脂製カバーの重ね部分を保持できる強度と形状を有します。

合成樹脂製カバーの取付けは、重ね幅 25mm 以上で、直管方向の合わせ目を両面テープで貼合せ後、ピッチ 150mm 以下で、合成樹脂製カバー用ピンで押さえます。立て管部は、下からカバーを取付け、ほこりが溜まらないように施工します。

選択肢3. 配管用炭素鋼鋼管(白)の下塗り塗料は、変性エポキシ樹脂プライマーを使用する。

問題文の内容通りです

 

配管用炭素鋼鋼管の亜鉛メッキ面(白)の錆止め塗料は、変性エポキシ樹脂プライマーを使用します。

選択肢4. 露出配管の上塗り塗料は、合成樹脂調合ペイント等を使用する。

問題文の内容通りです

 

露出配管の上塗り塗料は、合成樹脂調合ペイントを使用し、上塗り1回、中塗り1回、下塗り2回(鋼管(白管)は1回)とします。

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