2級管工事施工管理技士 過去問
令和6年度(2024年)後期
問24 (ユニットC 問1)
問題文
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問題
2級管工事施工管理技士試験 令和6年度(2024年)後期 問24(ユニットC 問1) (訂正依頼・報告はこちら)
- ユニット形空気調和機の風量調節は、インバーターやスクロールダンパー等で行う。
- コンパクト形空気調和機は、ユニット形空気調和機と同様の保守・点検が必要である。
- ファンコイルユニットは、冷媒にフロンを使用して室内空気を冷却除湿又は加熱する機器である。
- ユニット形空気調和機は、一般的に、冷水と温水を切り替えて供給し、冷水コイルと温水コイルを兼用することが多い。
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この過去問の解説 (2件)
01
空気調和機等に関する問題です。
正
問題文内容のとおりです。
ユニット型空気調和機の風量調節は、下表のように整理できます。
送風機吐出部に
ダクトダンパー設置
手軽・安価
初期圧損あり。
スクロール
ダンパ方式
ケーシングの
スクロール部形状を
変化
風量減少時の
動力節減効果大。
空調サイズ大きくなる。
VAV信号制御
インバータ方式
モーター部の
VAV信号で、
インバータ制御
VAVにて最小動力で
安定運転可能。
風量減少時の
動力節減効果大。
正
問題文内容のとおりです。
コンパクト形空気調和機も、ユニット形空気調和機も、同じような保守・点検などメンテナンスが必要で、保守点検スペースの検討が必要です。
誤
ファンコイルユニットは、冷却加熱コイルを使用して、室内空気を冷却除湿又は加熱する機器である。
ファンコイルユニットは、エアフィルター、送風機、冷却加熱コイル、ケーシングで構成されています。
冷却加熱コイルは、冷房時には5~10℃の冷水を供給し、暖房時には40~70℃の温水を供給します。
正
問題文内容のとおりです。
ユニット形空気調和機は、一般的な空調では、夏の冷房に冷水を、冬の暖房には温水を切り替えて供給し、冷水コイルと温水コイルを兼用にすることが多くあります。
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02
空調機に関する設問です。
本問では主にユニット型空気調和機について問う内容です。
ユニット型空気調和機は、
1.温水・冷水を作り、コイルユニットとファンコイルユニットに供給するボイラー・チラー
2.空気を取り入れるチャンバーユニット
3.ボイラー・チラーから供給された冷温水で温度を上下し、加湿を行うコイルユニット
4.送風機のファンユニット
5.ボイラー・チラーから供給された温水・冷水を使って温度調整する室内機のファンコイルユニット
で構成されます。
特に2~4をまとめてエアハンドリングユニットといいます。
大型建築物で使用されます。
※機器構成は機種によって異なります。
対義語は1~4に相当する機能が室外機1台に集約されているパッケージエアコン・マルチエアコンです。
正しいです。
インバーターは半導体を使った制御方式
スクロールダンパーはシロッコファン内蔵部の仕切りとお考え下さい。
この他、吹出ダンパーという吹出口のシャッターによる風量調節方法もあります。
正しいです。
コンパクト型空気調和機とは冒頭のエアハンドリングユニットを省スペースで置けるように小型化したものです。
別途ボイラー・チラーは必要です。
省スペース化しても構成機器は変わらないので、
メンテナンスの内容は同じで、それに応じたメンテナンススペースの検討も必要です。
誤りです。
ファンコイルユニットは、温度調整に温水・冷水を使います。
冷媒にフロン(HFC)を使うのは、パッケージエアコン・マルチエアコンです。
正しいです。
温水専用配管、冷水専用配管をそれぞれ設ける場合もありますが、
どちらかを中央制御室で選択する場合が多いです。
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