ケアマネの過去問
平成24年度(第15回)
介護支援分野 問25

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問題

ケアマネジャー試験 平成24年度(第15回) 介護支援分野 問25 (訂正依頼・報告はこちら)

Aさん(85歳・男性)は、居宅介護サービスの利用や近隣の見守りによって一人暮らしを継続しているが、最近は虚弱が増し、寂しいと娘に電話をするようになっている。他県に住む娘は、同居は難しいが、一人暮らしは心配なので、施設入所を勧めている。介護支援専門員にもそのことを説得してほしいと依頼してきた。しかし、Aさんは、「死んでもこの家から動かない」と言っている。介護支援専門員の対応として、より適切なものはどれか。3つ選べ。
  • Aさんに対して施設入所の説得に努める。
  • Aさんの寂しさや不安感に共感する。
  • 一人暮らしが心配であれば同居をするよう娘を説得する。
  • Aさんの自宅での生活に対するこだわりを理解し、それを大切にすることも大事だと娘に伝える。
  • Aさんの希望を尊重し、可能な限り在宅生活が継続できるよう支援する。

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この過去問の解説 (3件)

01

正解は2,4,5です。
介護支援相談員に限らず、高齢者に関わるすべての職種に必要なのは、共感的態度です。
まずは、Aさんおよび娘さんから話をよく聞き、実際に不安なく在宅生活を継続していくにはどのようなサービスを必要としているかなどを検討していきましょう。
本人が希望していない施設入所や同居について検討するのは、最大限サービスを入れても独居が困難だと考えられるケースです。

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02

1:Aさん本人の気持ちへの配慮がないことに問題があります。施設入所も一つの方法ではありますが、在宅サービスや通所サービスの利用を提案するなど他の方法も考えられます。

3:現状で同居が難しいと行っているのにもかかわらず、介護支援専門員が説得するということには問題があります。

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03

まずはAさんの気持ちを十分理解することが大事である。家族の心配する気持ちも理解した上で、Aさんの思いを家族にも理解していただく。そして、他者と関わりを持てるようなサービスの提案などを行っていく。

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