ケアマネの過去問
平成23年度(第14回)
保健医療サービス分野 問41

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問題

ケアマネジャー試験 平成23年度(第14回) 保健医療サービス分野 問41 (訂正依頼・報告はこちら)

次の記述のうち適切なものはどれか。3つ選べ。
  • 胃ろうで経管栄養を行っている場合に使用されるすべての経管栄養剤は、医師の処方に基づき医療保険から提供される。
  • 麻薬によるがんの疼痛管理をしている場合には、腸の蠕動運動が抑制されるため、便秘になりやすい。
  • 慢性閉塞性肺疾患(COPD)により呼吸機能が低下している場合であっても、インフルエンザワクチンの接種は推奨される。
  • 胃潰瘍などによる上部消化管出血では、血液が胃液と混じるため、鮮血便になることが多い。
  • 高齢者においては、夜間の睡眠時間は短縮し、中途覚醒や早朝覚醒が多くなる。

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この過去問の解説 (4件)

01

1:正しくない
経管栄養剤には、医師の処方のもとに出されるものと、処方がいらないものがある。
2:正しい
設問の通り
3:正しい
設問の通り
インフルエンザに感染して、重症化する恐れがあるため。
4:正しくない
上部消化管出血は、便が黒くなる。鮮血便は下部消化管出血にみられる。
5:正しい
設問の通り

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02

1 経管栄養剤の中には食品として市販で販売されているのものあります。項目は食品ですが、経口摂取や胃ろう、経鼻経管でも摂取ができるものなどもあり、医療保険対象外で様々なものが売られています。

4 上部消化管出血ではタール便(黒色便)とともに下血がみられることがあります。
吐血では、短時間で真っ赤な鮮血が出る場合と、胃液の酸などで変色し時間が経過してからコーヒー残渣(ざんし)様の黒褐色の血が吐出される場合があります。
下部消化管出血ではおもに肛門から下血がみられ、上部消化管以外の盲腸や上行結腸からの出血による黒色のタール便と、結腸より下の部位、さらに肛門に近いS状結腸や直腸からの出血に多い鮮紅色の鮮血便がみられます。

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03

1.胃ろうに使用される経管栄養剤には2種類があります。食品扱いのものと医療品扱いのものの2種類です。食品扱いのものは医師の処方は必要ありません。

2.設問の通りです。

3.呼吸機能が低下している状態でインフルエンザが重症化すれば命に大きくかかわります。よってワクチン接種をすることが推奨されています。

4.鮮血便ではなく、黒っぽい便が出るのが特徴です。黒くなるのは胃酸で血液中の鉄分が酸化される為です。

5.設問の通りです。

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04

正解は2、3、5
1.処方がいらないものもある(自費)
4.これは下部の消化管出血の場合である。

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