ケアマネの過去問
平成21年度(第12回)
保健医療サービス分野 問33

このページは閲覧用ページです。
履歴を残すには、 「新しく出題する(ここをクリック)」 をご利用ください。

問題

ケアマネジャー試験 平成21年度(第12回) 保健医療サービス分野 問33 (訂正依頼・報告はこちら)

服薬に関し、より適切なものはどれか。2つ選べ。
  • 複数の薬剤を継続して服用し、薬剤の副作用が生じた場合には、自分が副作用の原因であると思う薬剤を直ちに減量する。
  • 薬剤を飲みやすくする工夫として、ハーブ茶を用いる。
  • 高齢者は腎機能が低下しているため、薬物の代謝や排泄が早くなる。
  • 抗うつ薬を服用している場合には、口渇、排尿困難、嚥下障害などの副作用に注意する。
  • 高齢者は、薬剤により精神症状を生じやすい。

次の問題へ

正解!素晴らしいです

残念...

この過去問の解説 (3件)

01

1.薬剤の増量・減量は、自己判断で行うものではなく、医師の指示の元で行われるものである。

2.ハーブ茶を用いることで、薬剤の効能に変化が現れる可能性がある。服用しにくい場合は、その旨を医師・薬剤師に相談する。

3.高齢者の腎機能は衰えていることが多く、薬物の代謝や排泄が遅くなり、作用の増強や延長が起こりやすくなっている。

4.抗うつ剤の副作用である口渇、排尿困難、嚥下障害、そのほか便秘、眼圧上昇、眠気にも注意する。

5.高齢者の薬物代謝機能は低下しているため、精神症状を引き起こしやすくなっている。

参考になった数37

02

1:薬を減らす判断は医師が行います。勝手に減らすことで薬で抑えている症状が現れ、病気が悪化する可能性があります。

2:薬は水や白湯で服用するのが基本です。ハーブ茶の成分によって薬の効果が出すぎたり、無効化される場合が考えられます。

3:高齢者は腎機能が低下し、排泄機能が低下しています。そのため、薬の成分が血液中に残ることで副作用が強く出る場合があります。

参考になった数14

03

1 複数の薬剤を継続服用して副作用が発生した場合には、医師に相談して指示に従います。

2 ハーブ茶は、種類によっては薬の効力に影響が出ることがあるため、薬と一緒に摂取しないようにします。薬は、水か白湯で服用します。

3 高齢者は腎機能が低下しているため、薬剤の代謝や排せつが遅くなり薬の副作用が強まります。

参考になった数12